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ブラジルの国土は日本の約23倍と広大で、気候は熱帯または亜熱帯のため豊かな地質に恵まれています。農業が盛んで、世界最大級の農業大国(※)に数えられるほどです。
このことから農産業など、アグリビジネスを展開する企業から注目を集めていますが、コミュニケーションに必要なポルトガル語の通訳選びにはいくつかの注意点があります。
この記事では、ポルトガル語の種類や、ビジネスシーンで通訳を行う際に知っておくべき相手国の習慣、ポルトガル語通訳の料金相場などについて解説します。
※参考
→農林水産省「世界の農業・農政 ブラジルの農業の拡大と農業政策」(PDF)
ポルトガル通訳ならオンライン通訳「OCiETe(オシエテ)」がおすすめ
ポルトガル語通訳を海外出張で依頼する場合、出張費だけで基本料金を上回る可能性があります。予算に不安があれば、オンライン通訳サービスの利用がおすすめです。
オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」ではオンライン上でポルトガル語通訳の依頼から実際の通訳業務までを行える便利なサービスです。
オンライン上での通訳なので、パソコンまたはタブレット端末とインターネット環境さえあれば、海外での通訳も可能です。
この例の場合、通信費を考えても派遣型通訳よりも圧倒的に安く通訳を依頼することが可能です。
OCiETeを利用した商談シーンでのオンライン同時通訳事例
OCiETeを利用し、商談の際にオンライン同時通訳を行った事例をご紹介させて頂きます。
「スケジュールが詰まっていて通訳者を探す時間がない…」「商談という重要な場面では通訳者のクオリティをとことん求めたい」など、通訳の依頼前まではさまざまな不安が出てくるはずです。
オンライン通訳の導入を検討している方は、下記の導入事例を参考にしてみてください。
オシエテのポルトガル語通訳は通訳者の能力を可視化できる
オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」はお客様と適切な通訳者をマッチングするために通訳依頼に必要な情報を無料で見られる仕組みを用意しています。
通訳者のスキルを可視化
オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」では、通訳者ごとにプロフィールページを用意しています。対応できる通訳形態、得意な業界、職歴、資格などが確認できます。過去案件とその評価なども可視化しています。
通訳者の顔、人柄を可視化
オンライン通訳サービスの場合、実際に通訳者と会うことがないため不安を持つ方もおられます。オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」では、通訳者の自己紹介動画を確認することができます。また案件依頼前の無料面談機能も用意していますので、プロフィールページだけでは見えない実績や通訳者本人の人柄も知ることができます。
通訳者のビジネス対応力を可視化
オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」では、通訳登録時に専用のスキルチェックと担当者面談を行っています。
その内容はプロフィールページに記載されており、通訳者の特徴や従事経験のある業界などが詳細に記載されています。
マナー・状況把握能力・情報収集能力、調査力・レスポンス・顧客対応力の項目もグラフ化されているため、ビジネスパートナーとしての対応力も確認可能です。
ここからはポルトガル語通訳を依頼する上での大事なポイント・注意点・通訳料金の相場について解説します!ぜひ参考にしてください。
ビジネスシーンでのポルトガル語通訳で大事なポイント
ポルトガル語を母語、公用語とする人口は約2億5000万人と世界でも話者数の多い言語の1つですが、その8割にあたる約2億人はブラジル国民です。
ブラジル市場への事業参入、ブラジル企業との商談を行う方にとって、質の高いポルトガル語のビジネス通訳は必須となります。
質の高いポルトガル語通訳者を選ぶポイントとして、ポルトガル語の特徴から商習慣なども理解しておく必要があります。
ポルトガル語の種類とそれぞれの違い
ポルトガル語は世界中で利用されており、地域特有の変化を遂げています。大きく分けると以下の3種類のポルトガル語があります。
・イベリアポルトガル語・・・ポルトガルで話されるポルトガル語
・ブラジルポルトガル語・・・ブラジルで話されるポルトガル語
・アフリカポルトガル語 ・・・アフリカ諸国で話されるポルトガル語
ポルトガル語話者の8割はブラジル国民であるため、日本でポルトガル語といえばブラジルポルトガル語を指す場合が多いです。
依頼を検討している企業側ではポルトガル語の各種類に対応しているか確認することが大切です。
※例えば、ポルトガル人向けのポルトガル語通訳なら「イベリアポルトガル語の通訳は可能ですか」と事前に確認しておきましょう!
ポルトガル語が使われる地域の習慣
ポルトガル語の通訳が必要になるシーンが最も多いのはブラジル向けビジネスです。
ブラジル人はビジネスの場では意見をはっきり言う人が多く、役職や雇用形態にかかわらず主張するのがブラジル式です。
相手の話を聞いてばかりいると、こちらの思うとおりに仕事を進めにくくなるので注意が必要です。
さらに、ブラジルは「アミーゴ(親友)社会」です。決定権者と信頼関係を築き、アミーゴ関係となることで自分の意見を通しやすくなり、契約が有利になるといったことが起こります。
アミーゴでない場合、いくら有益な商品でも契約されないといったこともありますので、アミーゴ作りも仕事のうちだと考えておくべきでしょう。
ブラジルではコミュニケーション上手でユーモアが得意な人が好まれる傾向にあります!
ビジネスシーンでのポルトガル語は通訳者がいないと難しいですが、Bom dia(おはよう)、Boa tarde(こんにちは)といった簡単な挨拶とハグや笑顔といった相手に好意を示すボディランゲージは意識的に行うのがアミーゴ作りには大切です。
ポルトガル語通訳依頼の料金相場と業務内容
ここからは、ポルトガル語通訳にかかる基本料金相場をご紹介します。
通訳料金の基本として、通訳派遣会社に発注する場合、基本(通訳業務)料金のほかに通訳者のスキルに基づく料金や、交通費・宿泊費などの実費が見積りに上乗せされることが一般的です。
ポルトガル語の通訳は、英語通訳者などに比べて話者数の少なさから、外国語通訳の中でも比較的高額になりますので注意が必要です。
ポルトガル語の派遣型通訳を実際に依頼する際の料金相場
【ビジネス通訳:同時通訳】
レセプションやセミナーなど大勢の人が集まる場所での通訳形態。専用機材で収音し、発話と同時に通訳を行う
半日:72,500円~
全日:110,000円~
【ビジネス通訳:ウィスパリング】
契約や商談など、小規模な集まりでスピード感が必要な場合に利用される通訳形態。機材は使わず、口頭で同時通訳を行う
半日:52,000円~
全日:77,000円~
【ビジネス通訳:一般】
相手の発話を聞いてから通訳する逐次通訳を利用する。工場見学や企業訪問といった際に使われる通訳形態。
半日:38,000円~
全日:57,000円~
【簡易通訳】
ビジネス以外で専門性を要しない通訳。プライベート会話などに利用される。
半日:26,500円~
全日:40,000円~
ご自身の依頼したい通訳がどれに当てはまるのか、もう少し知りたい場合は「逐次通訳・同時通訳・ウィスパリング|3つの違いは?活用シーン別に解説」のページもご覧ください!
ポルトガル語の通訳を依頼するうえでよくあるご質問FAQ
ポルトガル語の通訳を探しているお客様から、通訳を依頼するにあたりよくいただく質問をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ポルトガル語の通訳を依頼するために事前に必要な準備はあるか
派遣型通訳か、オンライン通訳かにかかわらず、ポルトガル語通訳の依頼を行う場合以下の点が重要です。
①案件整理を行っておく
通訳言語(ポルトガル語から日本語 など)
対象者の生活圏
ポルトガル語の種類
対象人数
日時
場面(会議、訪問、会食 など)
通訳形態
分野・業界
②ビジネスの概要をまとめておく
分野・業界に似ていますが、より具体的な業務内容も説明が必要です。
例えば「アグリビジネス関連の通訳を依頼します」とだけ伝えると、「農産物を生産したいのか」「農産物を使用した加工食品を作りたいのか」など目的が不明瞭です。
詳細を伝えることで、その業務に精通した通訳者を見つけやすくなります。
③通訳者の実績を確認する
ポルトガル語話者は日本国内に少なく、通訳派遣会社でも通訳と翻訳を1人が兼務している会社もあるほどです。
しかしそれらは本来異なる技術で、翻訳ができれば通訳もできるというわけではありませんので注意が必要です。
ポルトガル語の通訳を依頼する際には通訳実績や過去の依頼主からの評価をしっかり確認しましょう。
オンライン通訳と派遣通訳はどのように使い分けるのが良いか
使い分けを検討するにあたり、通信環境は外せない確認点です。
派遣型通訳の場合、現地に同行してもらえば確実に通訳対応が可能です。オンライン通訳の場合は通信環境が脆弱だと確実な通訳業務の遂行が難しくなります。
低速通信しかできないような国では利用は難しいでしょう。このように通信環境が不安定な国や、電波の届きづらい地下現場の場合には、派遣型の通訳者に依頼するのが安心です。
一方、オンライン通訳はその手軽さと価格が魅力です。派遣型通訳は半日もしくは全日といった単位での依頼になりますが、オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」の場合は1時間からの時間料金のみで依頼することも可能です。
通信環境が整っているのなら、オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」を選びましょう。
つまり、
・通信環境が脆弱な地域で通訳を依頼するなら料金が高くても派遣型通訳
・通信環境が盤石ならオンライン通訳
という使い分けがおすすめの依頼方法となります!
まずはオンライン通訳の使い方、導入することによるメリットなどを知りたいという方は下記の記事をご覧ください。オンライン通訳を利用する前に参考になる情報を徹底的に解説しています。
フランス企業とのコミュニケーションでは英語通訳も視野に入れるべき
ポルトガル語を使用する主な国としてフランスが挙げられます。フランス企業を相手にする場合はポルトガル語、フランス語の通訳者を探すことも大事です。
ただし、フランス企業では「英語」が教養言語となっているケースもあるので、英語通訳も視野に入れておくことをおすすめします。
下記の記事では英語通訳に関する知っておくべきポイントや料金について解説しているので、参考までにぜひご覧ください。
ポルトガル語通訳を選ぶポイントまとめ
ポルトガル語通訳を選ぶポイントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ポルトガル語通訳を依頼する際のポイントは、以下の通りです。
- ポルトガル語は地域によって使われる種類が異なるため確認しておくこと
- ポルトガル語通訳を依頼する前には、良い通訳を見つけるためにも事前の案件整理が必要
- ポルトガル語通訳者は数が少ないため依頼前には必ず実績の確認を行って、案件のミスマッチが起こらないようにすること
- 通信環境が良ければオンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」、悪ければ派遣型通訳を利用すると料金が安くおさえられて良い
オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」は、通訳者の同意があれば派遣型通訳での業務も可能です。
国内ではオンライン、海外に出張が必要になった際には出張を依頼するなど使い分けることで、引継ぎの必要なく同じ通訳者を利用できるので、便利かつ通訳品質を下がることなく依頼ができます。
ポルトガル語通訳サービス|OCiETe通訳
通訳依頼なら「OCiETe(オシエテ)」
「OCiETe(オシエテ)」は、契約から発注、業務終了までのすべてをオンラインで完結できる、法人向けのオンライン通訳サービスです。
短時間の通訳案件から長期間の案件まで、柔軟に対応できる体制をOCiETeは整えています。
様々な分野·業界で通訳を経験されてきたスキルとビジネス経験値が高いプロ通訳者2,000名以上登録しており、事前面談を可能なため、ミスマッチを防ぐことができます。
専門コーディネーターのサポートがとにかく手厚い
通訳者手配において、商談や打合せ準備をしながら通訳者を探し、さらに通訳者への情報共有など担当者の負担は大きいです。
その負担を軽減できるように、通訳専門コーディネーターが依頼前の通訳者選定から確保、情報共有までサポートを行います。
海外企業とのコミュニケーションを円滑にできるだけでなく、社内の人員的稼働も効率化できます。
1時間〜の依頼が可能!大幅な料金削減を実現
従来の通訳サービスは1時間の利用でも最低金額となる半日料金~となる見積もりが一般的でした。
短時間で完了する打ち合わせや商談でも通訳が必要となった場合でも、予算面で通訳者の同席が難しいと悩む担当者の方は多いです。
そんな悩みを解消するために、OCiETeでは【1時間単位での依頼ができる】サービスを提供しています。従来よりも利用ハードルを下げた通訳サービスとなっています。
また、短時間の依頼だけではなく、長期間で利用したいという方に向けて、お得な時間パックもご用意しています。商談での利用や社内会議など、利用方法は自由です。
より効果的に、より高いコストパフォーマンスの通訳サービスを多くの企業様へ提供できるように自由度が高い通訳サービスを求めている方は、OCiETeのご利用をおすすめします。
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これを読むことで、ポルトガル語通訳選びのポイントから通訳会社の使い分け方法まで知ることができます。