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ロシア語通訳を選ぶときのポイント徹底解説
国連が公用語として定めている6言語のうちのひとつがロシア語です。スラヴ語派に属するロシア語ですが、ヨーロッパでも話者が多く、実は世界で3億人以上に使用されている話者の多い言語でもあります。
日露間において、2016年に政府が打ち出した対露経済協力プラン(※1)は進行しており、ビジネス面においても日露間の人の往来は増えているといわれているため、時にロシア語の通訳が必要となるシーンがあります。しかし日本ではあまりなじみのないロシア語は、通訳者が多いとはいえません。ではロシア語の通訳が必要になったとき、どこでどのように探せばよいのでしょうか。
ここでは
・ロシア語の日本語通訳は通訳者が少ない
・ロシア語のビジネス通訳活用シーンと必要なスキル
・ロシア語通訳依頼の料金相場(派遣型の場合)
・ロシア語のオンライン通訳は派遣型より格安で利用可能
・OCiETe(オシエテ)のロシア語通訳は通訳者の能力を可視化
について解説します。
これを読むことで、適正な料金でスキルの高いロシア語通訳者に依頼をするための参考となるので、ぜひ最後までお読みください。
ロシア語の日本語通訳は通訳者が少ない
まわりにロシア語の勉強をしている人、あるいは話せる人が一人でもいるでしょうか?
もしも大学でロシア語を専攻している人がいたら、「なぜロシア語なの?」と疑問に思う人のほうが多いかもしれません。
ではなぜロシア語の通訳は少ないのでしょうか。
日本での生活において、ロシア語を目にすることや耳にすることはほとんどありません。
そのため、ロシア語の必要性や重要性を感じることがあまりないため、英語や中国語のようなメジャーな言語とは異なりロシア語を学ぶ人は少なく、結果的にロシア語の通訳も少ないのが現状です。
このように希少なロシア語の通訳が必要になったとき、少ないロシア語通訳の中からしっかりとしたスキルをもった通訳を選ぶのは難しいため、ポイントをしっかりとおさえて依頼をすることが重要です。
ロシア語のビジネス通訳活用シーンと必要なスキル
日本での日常生活ではあまりなじみのないロシア語ですが、2018年日露貿易の輸出額では前年対比21.5%増となり、3年連続の増加、輸入額も前年対比12.9%増となるなど、双方にとって重要なビジネスパートナーであることがわかります。(※2)
ここではロシア語通訳が必要になるよくあるビジネスシーン例と、その時に求められる通訳のスキルについて解説します。
ロシア語のビジネス通訳活用シーン:商談
ロシアとのビジネスでは、輸出入にともなう商談や新事業展開にともなう提携会議などの利用がビジネス通訳活用の場のひとつとなります。
CASE:日本食チェーン店をロシアで開業する際の業務提携会議をおこないたい
→業務提携をおこなうにあたり、関連する法律に関する知識もった通訳、過去に同じような案件の対応をしたことがある通訳を選びましょう。また、飲食業界に関する知識などを持ち合わせていると専門用語も使いこなすことができるので、より話がスムーズに進みます。
さらに、契約内容を間違いなく伝え、こちら側も理解をするためには、適宜内容を確認でき、考える時間ももてる逐次通訳のほうが適している場合もあります。
どのような形態で会議を進めていきたいかを事前に相談しましょう。
ロシア語の通訳者を選ぶ時は対話相手の出身地域確認が必須
ロシア語を公用語とする国は、ロシア以外にもカザフスタン、ウズベキスタン、ウクライナなど複数あります。
同じロシア語でも、使用する国や都市により方言やアクセントの違いがあるため、これらをしっかりと使いこなせる・あるいは理解できている通訳者でなければ、場合によっては通訳の内容に齟齬が生じ、トラブルの原因になることもあります。
ロシア語の通訳を依頼する場合は、対話相手の国籍・出身地域なども確認したうえで通訳を依頼することをおすすめします。
検索をしてみると、ロシア語の通訳者の方がブログなどで方言について解説しているものもあるので、参考にしてみると良いでしょう。
※参考2
→日本貿易振興機構「ロシア世界貿易投資報告」(PDF)
ロシア語通訳依頼の料金相場(派遣型の場合)
ロシア語→日本語、日本語→ロシア語の通訳を、現場まできてもらう通訳派遣で依頼した場合の料金相場は以下です。
■【通訳難易度:★★★★★】
会議・商談:1日拘束(8時間)の場合
通訳形式:同時通訳
料金相場:9万円~12万円
■【通訳難易度:★★★☆☆】
研修・会議・商談:1日拘束(8時間)の場合
通訳形式:同時通訳
料金相場:5万円~10万円
■【通訳難易度:★★☆☆☆】
医療通訳付き添い:1日拘束(8時間)の場合
通訳形式:逐次通訳
料金相場:4万円~
通訳料金はその技術の難易度や、通訳をおこなう内容の専門性によって料金にかなり幅があります。
また、派遣型の通訳に依頼をおこなう際、時間の換算は半日または1日のどちらかでカウントされることがほとんどです。そのため、通訳をおこなう時間がたとえ1~2時間であったとしても、半日分の料金を請求されます。
ロシア語のオンライン通訳は派遣型より格安料金で利用可能
派遣型のロシア語通訳の料金はけっして安くありません。
しかし、オンライン通訳であれば、派遣型の通訳と比較してかなり安い料金で依頼をすることが可能です。
オンライン通訳が派遣型通訳より料金が安い理由
オンライン通訳は、通訳者が現場にいかずパソコンやタブレットなどを用いてオンライン上で通訳をおこなう形式です。
インターネット回線が早くなり、動画もストレスなく視聴できるようになった今、通訳もオンラインで気軽に利用することができるようになりました。
オンライン通訳は派遣型の通訳とは異なり通訳者が現場まで行く必要がないので、拘束時間が短く、その分料金も安く利用することができます。
さらに、派遣型の通訳が半日や1日単位でしか依頼ができないのに対し、オンライン通訳は利用する時間単位で依頼できるところが多いのも料金が安い理由の一つです。
OCiETe(オシエテ)でロシア語通訳を依頼した際の料金
オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」でロシア語通訳を依頼した場合の料金例です。
OCiETe(オシエテ)では、1時間単位で依頼ができるので、スキルの高い通訳者でも安価な料金で利用することができます。
【ロシア語の通訳者料金例】
例:【言語】ロシア語【通訳実務経験】15年以上【業種】スポーツ/工業/観光/ビジネス/芸能/販売/一般医療【通訳】逐次通訳 【時給】8,000円~
例:【言語】ロシア語【通訳実務経験】5年以上【業種】貿易/スポーツ/医療【通訳】逐次通訳/会議通訳/アテンド通訳【時給】12,000円~
あわせて読みたい
→オンライン通訳の特徴と「OCiEte(オシエテ)」の紹介
OCiETe(オシエテ)のロシア語通訳は通訳者の能力を可視化
「OCiETe(オシエテ)」はビジネス通訳に特化したサービスなので、通訳者のスキルを事前に確認し、ビジネス通訳者としてのスキル・経験を十分にもっていると判断した通訳者のみを登録しています。
またその際の評価内容も記載をしているため、どのような通訳業務に適しているかなどがわかりやすくまとまっています。通訳を利用したいビジネスシーンの内容や業界、通訳方法についても過去の経歴などから確認することができるので便利です。
また、これまでオシエテで仕事をした経験のある通訳者については、依頼をした企業からの評価も確認できるので、依頼をする際の参考になり、通訳者を選びやすいシステムになっています。
気になる通訳者がいる場合は、オンライン上で事前面談もおこなうことができるので、スキルのミスマッチを防ぐこともでき便利に活用いただけます。
ロシア語通訳を選ぶときのポイントと料金まとめ
ロシア語通訳を選ぶときのポイントと料金について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のポイントは、下記となります。
・日本ではロシア語の通訳をおこなえる通訳者が少ない
・ロシア語も地域により方言があるため、対話相手の出身地域の確認が重要
・派遣型のロシア語通訳は、半日または1日単位でしか依頼ができないため、高額となる
・オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)なら、1時間単位でスキルの高いビジネス通訳者を依頼できるので便利
「OCiETe(オシエテ)」に登録している通訳者のスキルは簡単にチェックすることができます。
30秒でできる「無料会員登録」で、あなたにぴったりのオンライン通訳者を検索してみてください。