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スペイン語の通訳を通訳派遣会社に依頼する場合、依頼先を決定する基準はなんでしょうか。
「スペイン語が通訳を派遣してくれる会社かどうか」「通訳サービスの料金表が予算と合っているか」などは真っ先に頭にうかぶと思います。しかし、それだけで決めるには情報が不十分です。
ここでは、スペイン語の通訳を選ぶポイント・スペイン語通訳を依頼する際の料金相場などについて詳しく紹介します。
スペイン語通訳を依頼するときに知っておくべきポイント
いざスペイン語の通訳が必要になったとき、料金以外にも見比べるポイントはたくさんあります。
当日悔やむことにならないよう、しっかりと通訳を選ぶ際のポイントを知っておくことは重要です。
スペイン語通訳者を探す前に依頼内容を整理する
スペイン語の通訳の派遣会社を探す前に依頼内容を整理しておくことは、求めている通訳者と出会ううえでとても大切です。
必ず以下のポイントを整理しておきましょう。
依頼をしたいビジネス・通訳分野の業務内容を整理する
通訳を依頼する際にはどういったシーンで通訳業務が発生するのか具体的にする必要があります。
通訳言語(スペイン語から日本語 など)
対象人数
日時
場所
場面(会議、訪問、会食 など)
通訳形態
分野・業界
通訳形態とは「同時通訳、ウィスパリング、逐次通訳」の3形態です。どの形態を選択するかは利用したいシチュエーションによって異なるので必ず確認をしましょう。
業務内容が明らかであれば、通訳の派遣会社は候補の通訳者の実績やスキルといったデータと照らし合わせやすくなるため、業務にマッチした通訳者を選びやすくなります。
ビジネスの対象となる相手がどの地域のスペイン語を話す人なのかを確認する
スペイン語は世界中で利用されていますが、地域によって表現がローカライズされています。
主に「スペイン系スペイン語」と「ラテンアメリカ系スペイン語」と分類しますが、ラテンアメリカ系スペイン語の中でも国によってアクセントや単語の意味が異なる場合があります。
そのため、スペイン語の通訳を依頼する場合は、ビジネスの対象となる相手が、どの地域の言葉を使用しているのかをあらかじめ確認できるとなお良いでしょう。
スペイン語通訳を企業に依頼する際に通訳会社に確認すべき点
通訳の派遣会社を決定する際は、複数の候補企業に連絡をとることもポイントです。
良い通訳者を選ぶためには、企業の体制や評価システムが重要になります。
スペイン語の通訳を依頼したいと思う候補の会社には、以下の4点を確認しましょう。
依頼したい分野に精通した通訳者がいるか
通訳者にその分野における専門知識がなければビジネス通訳は成立しないため、通訳派遣会社に必ず確認しましょう。
通訳者の能力が可視化されているか
通訳者を決定する前に、会話力を判断できるかを確認します。
例えば、事前に面談する機会があるか、あるいは「SIELE」や「DELE」など国際的なスペイン語検定の認定レベルを提示できるか、などでスキルをはかることもできます。
通訳者の実績
通訳者が過去に担当した案件実績やクライアントの評価を事前に知ることができるか確認しましょう。これによって依頼内容と通訳者の経験がマッチしているかを確認できます。
明確な通訳依頼の料金の提示
通訳者の派遣料金には実働時間のほかに移動時間、交通費、出張費なども含まれるため、想定より高額になる可能性があるので、こちらの予算は最初に伝えましょう。
スペイン語通訳を依頼する際の料金相場
スペイン語の通訳を依頼する場合、見積もり料金は以下のような計算式で決まる場合が多いです。
通訳見積もり料金=基本料金+通訳者のスキル料金+通訳にかかる実費
基本料金
通訳形態や拘束時間などから算出されるベース料金です。
通訳者のスキル
通訳対象者が何人いるか、どういった専門性が必要かといった通訳者の能力によって変わる料金です。
通訳にかかる実費
訪問先までの交通費や出張料金など、通訳者を派遣する際に発生する実費です。
このように、見積もりは依頼条件によって変動しますが、基本料金に関しては概ね以下のような相場となっています。
【ビジネス通訳:同時通訳】
専門分野のシンポジウム、記者会見など大規模な会場での同時通訳。専門機材を使用する
半日:75,000円~
1日:120,000円~
通訳の種類で異なる料金相場
【ビジネス通訳:ウィスパリング】
3人以上での会議、セミナー、レセプションなどでの同時通訳。機材を使用せず依頼主にだけ伝わるように通訳を行う
半日:60,000円~
1日:100,000円~
【ビジネス通訳:一般】
逐次通訳を使用し商談、工場見学、取材といったシーンで通訳を行う。通訳対象が少なく同時通訳を必要としないもの
半日:30,000円~
1日:40,000円~
【簡易通訳】
送迎などの簡単なアテンド、プライベート会話のサポートなど専門性を必要としないもの
半日:21,000円~
1日:30,000円~
※実際の通訳派遣料金を保証するものではありませんので、あくまで相場の参考としてご確認ください。
スペイン語通訳に対応したオンライン通訳サービスを選ぶのもあり
スペイン語の派遣通訳の料金が高いと思ったら、オンライン通訳サービスを利用するという手段もあります。
オンライン通訳とは、インターネット上で通訳の依頼から業務までのすべてを完了する仕組みをとっているサービスのことをさします。
利用料金は、通訳手配料のみとなっており1時間などから依頼ができるのが一般的です。オンラインなので交通費や出張費が発生せず、結果的に通訳料金のコストを大きく下げることができます。
通訳は必要だが予算がない、短時間なので依頼しづらいといったニーズに応えられるサービスで、テレビ会議や海外から来訪する取引先との商談というシーンにも活用することができます。
スペイン語のオンライン通訳ならOCiETeがおすすめ
スペイン語の通訳が必要になった際、オンライン通訳サービスを専門とするOCiETe(オシエテ)の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
オシエテは単なる通訳者が在籍しているだけではなく、厳しいスキルチェック(審査)を通過し、ビジネススキルも兼ね備えた「プロ通訳者」のみアサインします。
また、依頼前の打ち合わせから通訳業務まで全てオンラインで完結するため、東京以外に拠点がある方でも、簡単に利用することが可能です。
「OCiETe(オシエテ)」通訳者の特徴
オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」はスペイン語の通訳にも対応しています。
「OCiETe(オシエテ)」の特徴として契約前にオンライン面接が設定できるという点があります。
通訳者の経歴、スペイン語の地域といったスキル確認や、依頼案件の説明時間として活用できます。もちろん、オンライン面接で合わないと感じたら通訳を依頼する必要はありません。
通訳者の過去の実績とクライアント評価が開示されているのも特徴の一つ。
その通訳者が対応した過去の案件が自社と同じ分野か、クライアント評価はどうかを通訳者のプロフィールページで確認できます。
オンラインならではの効率的な通訳者選びができるのが、法人向けとしてオンラインサービスを展開している「OCiETe(オシエテ)」です。
オンライン通訳だけではなく対面通訳ももちろん対応
また、「OCiETe(オシエテ)」ではオンライン通訳のみでなく対面通訳の依頼も可能です。
条件があえば、普段オンライン通訳を依頼している通訳者に同行を依頼することもできるので、オンラインでは対応できない場合も安心です。
スペイン語通訳が必要となる業界・分野は日本でも多い
スペイン語を公用語・母国語とする人口は世界に5億人以上います。これは中国語、英語に続く利用人口第3位の数字です。
特にアメリカ大陸に多く、メキシコ、コスタリカ、ペルー、アルゼンチンなど南北を問わず公用語とされています。アメリカ国内でも多く利用されており、スペイン語を母国語とする人口はスペイン本国を上回るほどです。
また、日本でもスペイン語が活用される業界は多く、観光業界・貿易業界・飲食業界・商社などが代表的です。
自動車産業では日産・ホンダ・トヨタ・マツダがメキシコに生産拠点を構えているため、出張や現地勤務ではスペイン語のコミュニケーションが必要となるシーンも多いでしょう。
現在、日本ではまだスペイン語で会話をすることができる人材(通訳者)は多くありません。ビジネスシーンでスペイン語を利用するなら、通訳者の存在は必要不可欠です。
まとめ
スペイン語通訳者を探す際の注意点と依頼の料金相場について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
・スペイン語の通訳を探す前に、必ず依頼内容を整理しておくことが大切
・スペイン語の通訳を派遣する会社は、複数比較検討して通訳者のスキルが明確にわかる会社を選ぶこと
・派遣の通訳見積もり料金は、「基本料金+通訳者のスキル料金+通訳にかかる実費」で算出されるので高額となる
・予算や拘束時間によっては、オンライン通訳サービスのほうが安く便利に使える
スペイン語通訳を依頼する前に内容の整理を行いましょう。特に対象者のスペイン語地域の確認は通訳の質を下げないために重要です。
料金相場が予算に合わないと感じた場合には、オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」も検討してみてください!
「OCiETe(オシエテ)」は現地に住む通訳者に低コストでスペイン語通訳を依頼する事が可能です。
これを読むことで、スペイン語の通訳者を探すのに必要な準備がわかりますので、初めての通訳依頼も安心して行うことが可能です。