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トルコは中東・ヨーロッパ・中央アジアといった多地域の境界線に位置しており、昔から人の移動や物流にとって要とも言える国です。
ビジネスにおいてもトルコ国内の8,000万人強の消費力だけではなく、ヨーロッパをはじめとする近隣諸国の生産拠点として非常に重要な役割を担っています。
すでに多くの日本の企業がトルコに進出しており、今後もさらに増えていくことが予想されます。
2020年1月発表のジェトロ(日本貿易振興機構)「中東進出日系企業実態調査」(※)によると、2018年10月1日時点で日系企業はトルコに193の拠点を置いており、これは中東でアラブ首長国連邦に次ぐ拠点数になります。
また、中東での今後の事業展開も、中東全体では拡大が43%で現状維持傾向の中、トルコは60%強とかなり期待値の高い国である事がわかり、ビジネスでトルコの現地企業とやり取りを行う上で、コミュニケーションを取るための言語は非常に重要になってきます。
この記事ではトルコ語の通訳活用シーンや料金相場、派遣通訳とオンライン通訳の違いなど、について解説しています。
※参考
→ジェトロ 「2020年度 中東進出日系企業実態調査の結果」調査結果(PDF)
トルコ語通訳の活用シーンとは

トルコは主要言語がトルコ語ですが、その他クルド語やアラビア語をメインに使っている人も多数いる文化多彩な多民族国家です。
英語は学校の教育で外国語として学んでいますが、日本人と同様に学校で英語を学習した全ての人が英語を話せるわけではありません。
もちろん日本語が話せる人も多くありません。トルコでのビジネスを円滑に行うためには、トルコの文化に詳しいプロのトルコ語通訳のサポートが必要不可欠です。
また、「中東進出日系企業実態調査(ジェトロ調査)」によると、トルコは特に消費市場が注目されており「食品」分野の注目度が70%越えとなっており、中東全体で今最も注目度の高いインフラ(再生可能エネルギーなど)が並んでいる状況です。
現地での従業員増加の見通しが高いトルコでは、食品分野でさらなるトルコ語使用の必要性が高まる可能性があります。

また、インフラの再生可能エネルギーは高度な専門知識が必要な分野なので、コミュニケーションの難易度が高く専門知識を持った通訳が必要になるでしょう。
ここからは、トルコ語の通訳が必要なシーンを、ケース別にご紹介します。
トルコ語の通訳活用シーン1:現地メンバー採用
海外での事業拡大にあたり、現地で優秀な人材を確保するのはとても重要な業務です。
日本語が堪能な人材であればよいですが、そのような人材がいることが稀なので、細かいニュアンスを伝えて面接をするにはトルコ語通訳の力が必要になります。
CASE1:トルコでの現地法人設立に、現地の法務スタッフを募集する
トルコでの現地法人の法務メンバーを募集したいとき、日本語能力の有無よリも専門知識を持ったメンバーが必要になる場合があります。
逐次通訳ができ法務関係に明るい通訳者への依頼が必要です。
CASE2:食品輸出事業拡大のために現場作業員を増員する
販売ルート拡大につき現場のコミュニケーターや営業を増員したい場合、日本語や英語が話せなくても現場でのスキルがあるスタッフが必要になります。
業務に関する知識があり、逐次通訳がスムーズに行える通訳者へ依頼しましょう。
トルコ語の通訳活用シーン2:商談通訳
日本の商材の輸出や現地での販売提携、現地の製品を輸入するための商談など契約が絡んでくる重要な商談には経験豊富な通訳の手配が必要になります。
CASE1:トルコで製造されている繊維(素材)・アパレル商品を仕入れて日本や欧州拠点で販売したい
トルコは繊維産業が盛んで、大手メーカーも周辺国家への輸出のために製造拠点を置くこともあります。
その繊維製品を仕入れて欧州や日本で売るためには、価格や条件等の交渉が必要になってきます。この商談には、アパレル関連の通訳経験や輸出入の契約に強い逐次通訳者への依頼が必要になります。
CASE2:精密機械部品の売上が好調なためさらに販売先を増やしたい
新たな販売店に自社の製品の高い性能と価格優位性をアピールして、販売ルートの拡大を狙います。
製品の知識を持って正確に伝えられ、金額の交渉など柔軟に対応できるスキルが必要になります。こちらもCASE1と同様、輸出入関連企業での通訳経験を持ち、逐次通訳ができる通訳者に依頼しましょう。
トルコ語の現地通訳を依頼する際の料金相場

トルコ語と日本語間の通訳を、現地派遣で依頼した場合の相場は以下となります。
■【通訳難易度:★★★★☆】
研修・会議・商談・契約:1日拘束(8時間)の場合
通訳形式:逐次通訳
料金相場:5万円~7万円
■【通訳難易度:★★★☆☆】
会議・商談:半日拘束(4時間)の場合
通訳形式:逐次通訳
料金相場:3万円~5万円
■【通訳難易度:★★☆☆☆】
一般アテンド・空港送迎:半日拘束(4時間)の場合
通訳形式:逐次通訳
料金相場:2万円~3.5万円
派遣通訳の料金は「拘束時間+通訳内容の難易度+交通費などの実費」となる事が多いため、上記の通訳費用の他に実費が加算される事にご注意ください。
また時給計算の場合もありますが、一般的な派遣通訳の会社は半日もしくは1日の契約となります。
拘束時間には現地への移動時間も含まれる場合があり、その際は実際に通訳してもらう時間は2時間だったとしても移動に往復3時間かかるのであれば1日の拘束として契約することになります。

通訳料金自体も相場に幅がありますが、これは通訳内容の難易度が高い(専門知識が必要/同時通訳ウィスパリング通訳など)ほど料金が高額となるためです。
トルコ語通訳はオンライン通訳の方がコスパは高い

トルコ語の派遣通訳の料金の相場を見てきましたが、想定よりも高く予算に合わないために、スキルに関係なく安い料金の通訳にしか依頼ができないと不安に思った方もいるかもしれません。
通訳は専門技術のため、どうしても難易度があがるほど料金は高くなります。
また、移動してもらうための時間も含めた料金設定や、交通費などその他の実費も加算してくとかなり高額になってしまう場合もあります。
もしも料金に納得がいかない場合は、オンライン通訳サービスを利用するという手段があります。
オンライン通訳は、現場に通訳を派遣せずインターネットを使って通訳を行うサービスなので、派遣通訳よりもかなり安く利用する事が可能です。
その理由は、オンライン上で完結させる事により通訳者が移動する手間も時間もかからず、純粋に通訳に必要な時間だけの料金で依頼できるからです。
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ここからは、オンライン通訳サービスOCiETeの特徴や、利用するメリットについて解説します。
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また、他の通訳サービス活用事例も多く公開していますので、ぜひご覧ください。
オンライン通訳ならではのメリット!
オンライン通訳の魅力は、なんといってもその安い料金です。
その他の実費がかからず通訳とそれにまつわる打ち合わせ等の必要な時間だけが料金対象となるため、圧倒的に派遣通訳よりもコストを抑える事が出来ます。
またオンラインで繋ぐ特性を活かして、世界のどこにいる人でも通訳を介してコミュニケーションを簡単に取る事が出来ます。オンラインなので、複数拠点を繋いだ会議等も得意な分野です。
依頼から業務終了まで全てがオンラインで完結できるため、通訳の技術や専門知識について確認できず不安を感じる方もいるかもしれません。
しかし、オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」なら、無料の会員登録をする事により管理画面で通訳者の今までの経歴や携わってきた専門性を簡単に条件検索して見ることができます。
また無料で利用できる面談機能もあるため、事前のスキルチェックやコミュニケーションの取り方などもしっかり確認できるので安心して利用いただけます。
まとめ

トルコ語通訳はオンラインで依頼!「オシエテ」の通訳派遣について解説してきましたが、いかがでしたか?
トルコ語通訳はオンラインで依頼!「オシエテ」の通訳派遣のポイントは下記の通りです。
- 今後もトルコ語の需要は拡大傾向
- トルコ語の派遣通訳料金相場は、難易度の低いアテンドで2万円~、商談などで1日拘束の場合は5万円~と高額
- 派遣通訳の料金は通訳料金だけではなく拘束時間(移動含む)と交通費などの実費もかかるため高額になりやすい
- 1時間から依頼できるオンライン通訳は、クオリティの高いトルコ語の通訳サービスを安く依頼できるので便利
トルコ語と日本語間の専門的なビジネス向け派遣通訳は料金が高くなりがちなので、通訳の時給だけで安い料金で利用できるオンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」の利用も是非検討してみてください。

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これを読むことで、トルコ語の通訳派遣の料金相場とトルコ語通訳の料金を安く抑える方法、オンライン通訳のメリットについてわかります!ぜひ最後までご覧ください。