通訳者へ依頼する前に知っておくべき大切な5つのポイント

通訳者へ依頼する前に知っておくべき大切な5つのポイント

急な海外出張や海外の企業とのミーティング、海外でのカンファレンスへの参加など、今は日本語以外でのビジネスコミュニケーションを求められるシーンも珍しくありません。

政府が発表する統計情報からでも、ビジネスで通訳が必要となるシーン・ケースも増え続けていることがわかります!

海外在留邦人数調査統計(令和3年版)

そんなとき、社内に外国語ができるスタッフが在籍していれば問題ないですが、外国語に精通している人材は、そう多くはありません。

このような時は、通訳エージェントに通訳サービスを依頼するのが一般的です。

しかし、ビジネスシーンでの通訳をどこに依頼するのが良いのか、どのように通訳者を比較検討すればいいのかは、通訳についての知識がないと難しいものです。

料金の比較だけで通訳エージェントを決めると大きな失敗になりかねません

ここでは、依頼前に理解して欲しい通訳と翻訳の違いや、通訳エージェントを選ぶ5つのポイントなどについて解説します。

これを読むことで、いま必要としている通訳者を失敗することなく見つけることができます!ぜひ最後までご覧ください。

通訳を依頼する前に知っておくべき通訳と翻訳の違い

まずは、通訳エージェントを比較する前におさえておきたいポイントをお伝えする前に通訳と翻訳の違いを解説します。

少し間違いやすい通訳に似た業務として「翻訳」がありますが、今依頼したい業務が通訳が適しているのか、翻訳が適しているのかはしっかり把握できているでしょうか。

通訳

外国語での会話を依頼人の使用言語に変換して言葉で伝えてくれること。

翻訳

外国語の文章を依頼人の使用言語に変換して書き起こすこと。

簡単に言えば、会話を助けるのが「通訳」文章を書くのが「翻訳」です!

たとえば依頼内容が「説明書の言語変換」や「ホームページの外国語対応」といった業務は「翻訳」にあたります。

「通訳」と「翻訳」の違いをしっかりと理解したうえで、依頼することがおすすめです。

通訳エージェントを選ぶ際に大切な5つのポイント

依頼したい分野にマッチする通訳者を紹介してもらうために、通訳エージェントの活用を検討している方は多いはずです。

判断材料として、料金だけではなく「スキル」「専門知識の有無」など、紹介してくれる通訳者の質を確かめる必要があります。

通訳エージェントを選ぶ際に、おさえておくべき5つのポイントを解説します。

1.依頼したい通訳形式の種類を確認する

一言で通訳と言っても、利用シーンによって依頼すべきサービスが変わってきます。

通訳には「同時通訳」「ウィスパリング」「逐次通訳」の3形式があります。
それぞれの特徴を知り、自分の依頼したい通訳の形式がどのタイプかを把握しておくことが重要です。

同時通訳

話し手と同時に通訳を行うのが同時通訳

記者会見やセミナーなど大規模な会場で用いられる場合が多く、発話をマイクで収音し通訳を行います。

ウィスパリング

同時通訳と同じく話し手の発話と同時に通訳を行うのがウィスパリング

同時通訳と異なる点は、通訳を受けたい人にのみ聞こえるように耳元でささやく形で通訳をする点です。小規模の会議などに向いています。

逐次通訳

話し手の発話を細かく区切り通訳するのが逐次通訳

同時通訳とは異なり、相手の発言を聞き終わってから通訳します。瞬間的に理解するためのものではなく、よりコミュニケーションを重視する場合に利用します。

企業訪問、工場見学などではこの通訳方法を利用することが多いです。

それぞれの通訳については、下記の記事で詳しく解説しているので依頼したい通訳形式を選ぶための参考にしてみてください。

2.通訳サービスの料金が予算内か確認する

通訳サービスを利用する場合、通訳者のスキルだけではなく、拘束にかかった時間も料金に加算されることになります。

派遣先への移動時間や交通費、機材費用など様々な料金が加算されるため「見積もりを頼んでみたら思っていたよりも高額だった」ということも珍しくありません。

依頼主としては、1時間の会議にだけ参加してほしいという場合でも、実際には半日分以上の料金を見積もられることも多いので、請求料金を実務時間分程度と想定していると予算オーバーになりかねません。

通訳エージェントを比較する際には、実際にかかる料金と予算が合っているかの確認が必要です!

3.依頼したい分野に精通した通訳者が在籍しているかを比較する

ビジネス通訳の場合、通訳担当者がその分野に精通しているかどうかはとても重要です。

単語一つでも業界によって意味が異なるため、理解せずに通訳をすると、本来の内容と訳が変わってしまいます。

求める分野に精通していない通訳者に業界用語を勉強させる時間はありませんので、その分野に精通している通訳者に依頼をすることは通訳者の比較を行ううえで重要です。

通訳エージェント比較の際には、依頼分野に精通した通訳者がそのエージェントに在籍しているかどうかを必ず確認してください。

4.通訳者の質を比較する

エージェントに所属する通訳者がどの程度の会話力なのかを把握することも必要です。

依頼したい分野に精通していることも大切ですが、肝心の会話力が稚拙では満足のいく通訳サービスを受けることはできません。

エージェントがどういった採用基準で通訳者をそろえているのか、また、通訳者のスキルが明確に提示されるかどうかは比較時の評価ポイントのひとつです。

5.通訳者の能力や評判が見える仕組みがあるかを比較する

依頼をする前に、通訳者の実績を確認する仕組みがあるかも注目したいポイントの1つです。

これまでに取引を行ったクライアントからの評価はどうか、通訳者の具体的な実績が確認できるか、これらが可視化されていればこれから依頼したい内容に照らし合わせて通訳を依頼する際のイメージができます。

通訳者の実績・評判が事前に確認できるか仕組みが整っているかは、通訳エージェントを比較する際に重要な判断材料になります。

通訳を依頼した事例を紹介

通訳が必要になるシーンは多岐にわたり、企業によって利用目的も異なります。

下記の記事ではさまざまな分野・業界ごとで通訳を利用した事例を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

通訳を外部に依頼する際、メリット・デメリットも事前に理解しておくことで、より効率的に通訳サービスの導入を進められます。

通訳を利用するメリット
  • 必要なときに必要な分だけ通訳の依頼ができる
  • 専門知識のある即戦力の通訳者を確保できる
  • 人事面談や社内スタッフがいると話しにくいシーンでもストレートに物事を伝えられる
通訳を利用する注意点
  • 通訳専門の人員が自社・社内が育ちにくい
  • 企業によっては取引ができない・同席NGの場合がある
  • 情報漏洩のリスクがある

通訳依頼は上記のようなメリットを得られると同時に、注意をしなければいけないポイントもあります。メリット・デメリットどちらも把握した上で依頼を進めることをおすすめします。

通訳者を雇用するか外部(外注)での依頼どちらが良いのかは、下記の記事で詳しく解説しています!

通訳エージェントを比較するときに選択肢にいれたいオンラン通訳

木製 ビジネスイメージ ABC

これまで、通訳エージェントというと、実際に現場まで通訳者を派遣してくれるサービスが一般的でした。

しかし最近は、オンラインで手軽に通訳を依頼できるサービスが人気を集めています。

法人向けオンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」は、オンラインで安心かつ気軽に通訳を依頼できるサービスです。

すべてがオンラインで完結するので、急に通訳者が必要になったといった場合にも対応できるほか、海外在住の通訳者も在籍しており、より質の高い外国語通訳が期待できます。

ぜひ通訳エージェントを比較する際の選択肢のひとつとして検討してみてください。

ここからはOCiETeのオンライン通訳サービスの特徴や、活用した際のメリットなどについて解説します。

法人向けオンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」について

「OCiETe(オシエテ)」は、契約から発注、業務終了までのすべてをオンラインで完結できる、法人向けのオンライン通訳サービスです。

短時間の通訳案件から、長期間の案件まで、ビジネスシーンで通訳が必要となるケースにおいて柔軟に対応できる体制をOCiETeは整えています。

オンライン通訳のご利用を検討している方は、ぜひ下記から紹介するOCiETeの特徴をご覧ください。

業界最大級の登録数!ハイレベルな通訳者とベストマッチングが可能

オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」には、様々な分野の業界で通訳を経験されてきたスキルやビジネス経験値も高い1,000名以上の通訳者が登録をしています。

契約前にすべての通訳者情報の自己紹介動画やスキルなどのプロフィールを確認することができます。また、ミスマッチを防ぐため、お仕事を依頼される前に事前面談ができる「お試し面談」機能もあるため、ご要望に沿ったベストマッチの通訳者を探すことができるので、安心して依頼をすることが可能です。

さらに オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」ではご希望があればマッチングサポートも行っているので、不安がある方はご相談いただけます。

OCiETeでは、通訳者の紹介はもちろん、依頼主様から「通訳者を探せる・直接依頼できる」プラットフォームもございます。
通訳者の各ページで、スキルや専門分野、料金など明確に記載されているので、ぜひご活用ください!

ビジネスパートナーとしても!専門コーディネーターのサポートがとにかく手厚い

海外企業との商談や打ち合わせなどのコミュニケーションを図っていく上では、通訳者を探す業務や、スケジュール調整など、担当者の負担は大きくなりがちです。

その負担を軽減できるように、通訳専門コーディネーターのサポートがOCiETeにはあります。依頼前の通訳者選定から通訳者の確保まで、通訳が必要となるシーンで全てのサポートを行うことにより、より効率的に業務を進められることが可能です。

負担がかかるがゆえに出るミスを避けるためのリスクヘッジ、プロの通訳者に出会えて海外企業とのコミュニケーションを円滑にできるだけでなく、社内の人員的稼働も効率化できます。

通訳サービスとしてだけではなく、通訳会社の新しい形となる「ビジネスパートナー」としてOCiETeのご利用を検討してみてください。

1時間〜の依頼が可能!大幅な料金削減を実現

従来の通訳サービスは1時間の利用でも最低金額となる半日料金〜となる見積もりが一般的でした。

料金の縛りで、短時間で完了する打ち合わせや商談でも通訳が必要となった場合でも、予算面で通訳者の同席が難しいと悩む担当者の方は多いです。

そんな悩みを解消するために、OCiETeでは【1時間〜の依頼ができる】サービスを提供しています。必要な費用は通訳料金のみなので、より利用しやすい通訳サービスとなっています。

オンライン通訳最大のメリットである、交通費や宿泊費などの諸費用もカットできるので、通訳依頼に必要なコストが最小限に抑えられます。

また、OCiETeでは短時間の依頼だけではなく、長期間で利用したいという方に向けて、お得な時間パックもご用意しています。商談での利用や社内会議など、利用方法は自由に決めて頂いても問題ありません。

より効果的に、より高いコストパフォーマンスの通訳サービスを多くの企業様へ提供できるように自由度が高い通訳サービスを求めている方は、OCiETeのご利用をおすすめします。

3分で見られる!説明動画もございます!

OCiETeのオンライン通訳サービスは、システム利用料などもなく必要な費用は「通訳者への時給のみ」です!わかりやすい料金なので安心してご利用いただけます!

実際にOCiETeを利用して、コストダウンを実現させた企業様もいます。下記の事例インタビューで詳しい内容を掲載しています。

また、他の通訳サービス活用事例も多く公開していますので、ぜひご覧ください。

通訳エージェント比較で重要な5つのポイントまとめ

通訳エージェントを比較検討する際のポイントを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

通訳エージェントを比較する際のポイントは、下記となります。

  • 依頼したい通訳形式を把握することが大切
  • 予算と料金はマッチしているかを事前に確認する
  • 依頼したい分野についての知識をもった通訳が在籍しているかを確認する
  • 過去の通訳実績や評価はミスマッチを起こさないためにも重要

料金だけで比較をすると、人材とのミスマッチや通訳の質の悪さに後悔することにもなりかねません。

事前確認・比較をすることでビジネスの質も上がり、良い商談につながるため、面倒でも必ず細かく比較検討をすることをおすすめします。

また、オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」のように、オンライン上で通訳業務を完結できるサービスもあります

商談や会議、インタビューなどで通訳が必要という方は、まずはお気軽にお問合せください!

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はじめまして、OCiETe編集部です! 通訳者・翻訳者マッチングサービスを運営するオシエテが、コラムを通じて各分野での実績を基に、通訳や翻訳依頼をする際に必要なノウハウから、業界のトレンドについて発信しています。