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海外の企業と商談が決まって通訳が必要になったとき、これまでは通訳者に現場まで出張してきてもらうのが一般的でしたが、最近ではオンライン通訳の需要が高くなり続けています。
では、出張での通訳を依頼するのと、オンライン通訳を依頼するのとでは、どちらが総合的にお得なのでしょうか?
ここでは、出張通訳のメリットと料金やオンライン通訳との違いなどについて解説します。
出張通訳のメリットと依頼料金の相場
海外での商談に必要不可欠ともいえる出張通訳は、仕事を成功させるためにとても重要なポジションを担っていると言えます。
しかしその料金や通訳者の質は、依頼する通訳会社によりさまざまです。
実際通訳に出張をともなう依頼をした場合、いくらかかるのか、また、どのようなメリットがあるのかをしっかりと把握し、依頼に見合った料金設定かどうかを見極めましょう。
出張通訳のメリット
出張通訳の最大のメリットは、現地に同行をしてもらうことにより、万が一現場で何かあった際にも臨機応変に対応が可能なことです。
海外での仕事に慣れていないと、いろいろなことの勝手がわからず余裕をもって仕事をこなすことが難しい場合もあります。
そんな中で万が一予期せぬ事態がおきた際にも、その場に通訳が一緒にいることで安心してコミュニケーションをとることができるのが最も大きな強みといえます。
また、現地の文化に精通している通訳者であれば、相手と仕事の合間にとるコミュニケーションも期待できるかもしれません。
出張通訳を依頼したときの料金
出張通訳の料金は、通訳会社や依頼する通訳者のランクや対応内容、拘束時間によって大きく異なります。
例えば最も高いランクの通訳者の場合は、拘束費だけで10万前後、通訳をはじめてまもない通訳者の場合は3万前後が一般的です。
出張通訳の場合、以下のような項目で料金が変わります。
- 通訳者のランク
- 拘束時間
- 通訳の方法と内容(分野)
上記以外にも移動にかかった交通費や、宿泊が伴う業務の場合はその宿泊費、さらに現地でマイクや受信機などを必要とする場合は、それら設備費も料金として加算されます。
つまりこれらの料金にプラスして、交通費などのその他諸経費がかかるということになります。
出張通訳に依頼すべき通訳シーン
国際会議やシンポジウムなど、大勢を相手とする通訳業務の場合は、出張通訳への依頼が適しているといえます。
また、オンライン通訳は通信環境の整っている場所でなければ実施することができないため、通信状況に不安のある地域や場所では出張通訳に頼むという選択肢となります。
オンライン通訳なら安心感だけではなく料金満足度も得られる
最近人気が高まっているオンライン通訳には、どのような特徴があるのでしょうか。
その料金や利用に適したシーン、出張通訳と比較したときのメリットとあわせてご紹介します。
オンライン通訳のメリット
オンライン通訳の最大のメリットは、契約開始から業務終了までをオンライン上で手軽におこなえる点です。
もちろんサービスを展開している会社により多少の違いはありますが、出張通訳への依頼よりは手軽にサービスの利用が可能となっています。
たとえば通訳が必要になったらオンラインで業務に適した通訳者を検索し、すぐに依頼をかけることができます。また、通訳をおこなう当日も通訳者に現場まで来てもらう必要はありません。
パソコンやタブレットをオンラインに接続するだけで大掛かりな準備も必要なく簡単に通訳を開始できるので、1時間の会議だけ通訳してほしいというときにも気軽に利用できます。
オンライン通訳の料金
オンライン通訳の料金も、出張通訳と同様に、通訳者のランクや通訳の方法・内容によって変わります。
しかし、オンライン通訳の最大の特徴は、移動や待機などの余計な拘束時間がかからないため、発生する料金は通訳をおこなった業務時間のみとなります。
そのため、ランクの高い通訳者に依頼をしたとしても、出張通訳と比較すると格段に安い料金で依頼ができます。
また、海外などの宿泊を伴う場所での商談でも、オンラインで接続さえできれば通訳者は現場に行く必要がないため、宿泊費なども発生しません。
細かなオプション料金などの設定は、オンライン通訳サービスを提供している会社により異なるため確認は必要ですが、いずれにせよ出張通訳よりは各段に安い料金で通訳を依頼することが可能です。
オンライン通訳が利用される通訳シーン
オンライン通訳は、端末を通して顔をみながら通訳をおこなうため、その場の雰囲気もうまくくみ取って、現場に通訳者がいるのと変わらないレベルで適切な通訳を行うことができるようになってきています。
また、1時間など短時間から利用できるオンライン通訳サービスが多いため、短い商談、外国人のお客様との会食やアテンドなどでも気軽に利用することができて便利です。
さらに、オンラインで接続可能な端末さえあれば、複数端末を用いて大人数の会議でも対応することは可能です。
オンラインに接続できない環境以外の場所であれば、基本的にはどんなビジネスシーンでも活用できます!
出張通訳とオンライン通訳の使い分け例
上記でお伝えした、出張通訳・オンライン通訳それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、使い分け例は以下のようになります。
出張通訳に向いているケース
- 海外企業への訪問や視察などのアテンド
- インターネット回線が不安定な国、場所で通訳を必要とする場合
現地に行かなければいけないケースなどでは出張通訳を活用することがおすすめです。交通費や宿泊費などの諸経費はかかるものの、現場状況に合わせて臨機応変に対応できるのは出張通訳の大きなメリットです。
オンライン通訳に向いているケース
- 短時間で完了する社内会議や商談など
- オンライン展示会、ウェビナーなど場所を問わずに参加者を募るイベントなど
コストも抑えることができ、短時間での利用も気軽にできるのがオンライン通訳のメリットになります。場所を問わないオンラインイベントや、数時間程度で終わる会議・商談などでの利用におすすめです!
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ビジネスシーンでは出張通訳とオンライン通訳の使い分けが大事
現地へ来てもらう出張通訳とオンライン通訳の違いや料金などについて解説してきましたが、いかがでしたか?
今回のポイントは以下のとおりです。
出張通訳とオンライン通訳、それぞれにメリットはありますので、利用したいシーンや予算にあわせて最適な通訳を依頼しましょう。
もしオンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」に興味をもたれたら、まずは相談・お見積りなど、お気軽にお問い合わせください。
これを読むことで出張通訳とオンライン通訳の違いがわかり、利用シーンによっては気軽にオンライン通訳を活用できることがわかるので、参考までにぜひ最後までご覧ください!