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海外の企業との業務提携などが進み、英語でのコミュニケーションが頻繁に発生してきているという企業も少なくありません。
英語を話せる社員がいると、ついついその社員にまかせれば問題ないだろうと思いがちですが、会議の英語通訳を行う場合、英語を話せるという以外にも求められることがたくさんあります。
ここでは、会議通訳でおこなうことから依頼の流れ、オンライン通訳のメリットなどについて解説します。
会議通訳はオンライン通訳がおすすめ
オンラインでの会議通訳を利用するメリットは、依頼がスムーズに行え、便利であるという以外にもあります。
オンライン通訳のメリットは以下の通りです。
- 料金設定がわかりやすい上に、コストパフォーマンスも高い
- オンライン通訳は場所を選ばずにどこでも対応できる
- 徹底した審査をおこなうため通訳の質が高い
オンライン通訳はコスト面だけではなく、通訳者のスケジュールが確保しやすい、会議参加者が世界中どこにいても参加できるため会議実施のハードルが低くなります。
ここからは、会議通訳で知っておくべきポイントを解説します。会議通訳にはどんな準備が必要なのか、依頼〜実施の流れなどを理解することで、よりオンラインで行うメリットが明確になるはずです。
会議に関する英語通訳の業務内容
通訳の仕事内容は、日本語を英語に、英語を日本語に単純変換して伝えているわけではありません。
通訳をおこなう会議での時間が1時間~2時間を予定している場合、その会議で話す予定の内容について、少なくとも倍の時間をかけて準備を行います。
英語の会議での通訳依頼を受けた場合、その会議で使用する資料やアジェンダに目を通しておくことはもちろんですが、その会社の業種など関連情報についても話が及んだ時のために調査をし、知識として身に着けておきます。
これは、会議の内容が必ずしもアジェンダ通りに進まなかったりすることもよくあるため、そのような時でも会議を中断させることなく通訳を行えるようにするためです。
会議の通訳は前後の会話・表現を汲み取らなければいけない
日常的に使うことのない専門用語や、単語として一致するものがなく日本語から英語、英語から日本語にそのまま訳すことができないといった場合も、前後の会話の内容や状況にあわせたわかりやすい通訳をする必要があります。
間違った通訳をおこなってしまうと、その結果会議の内容がこじれたり、提携がうまくいかなかったりなど、会社にとって大きな損失を招いてしまうことも。
会議の英語通訳をおこなうということは、想像以上に難易度が高く、責任を求められるポジションです。
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ビジネスシーンで活用する英語通訳の依頼する流れ
会議で英語の通訳が必要になったとき、依頼する通訳者の形態は主に2つから選択することができます。
各フローを知り、自社にとってどちらのほうがより利便性があるかを認識することで、依頼する通訳会社も絞りやすくなります。
【派遣通訳】通訳者に会議を行う現場まで来てもらう場合
会議をおこなう現場まで通訳者に来てもらう場合の基本的なフローは以下のとおりです。
- メール、電話などで問い合わせ
- 通訳をおこなってもらいたい内容についての打ち合わせ
- 見積もり確認/発注
- 関連資料やアジェンダなどをメールで共有
- 会議当日通訳
- 評価
担当者とのやりとりはメールや電話、打ち合わせは対面など、対応の仕方は多岐にわたるため内容齟齬や内容忘れが起こらないよう工夫して管理する必要があります。
また、メールでやりとりを行う場合は情報漏洩しないようにパスワードをかけるといった自身によるセキュリティ管理も求められます。
【オンライン通訳】通訳者にオンラインで会議に参加してもらう場合
インターネットに接続できる環境であれば、オンラインでの会議通訳も可能です。オンラインでの依頼フローは以下のとおりです。
- オンライン通訳サービス会社が提供しているサイトで会員登録
- 依頼をしたい内容に適した通訳者を検索/依頼をしたい内容をアップして通訳者からのエントリーを待つ
- 通訳者とのオンライン面談(料金は決まっている場合もあれば、交渉の場合もある)
- 関連資料やアジェンダなどをサービス画面内で共有
- 会議当日オンラインで通訳
- 評価
依頼フローの項目はそれほど大きく変わりませんが、最も異なるのは、多くの場合サービス会社が提供しているオンラインでの管理画面上ですべてのやりとりを行うため、情報管理が容易です。
ただし、会議当日にインターネット回線が利用できることが絶対条件なので、その点については必ず確認をしておく必要があります。
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まとめ
会議で英語の通訳が必要になったときにおすすめの通訳紹介について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ここでのポイントは以下のとおりです。
- 英語の通訳という仕事は、日本語を英語に、英語を日本語に単純変換して通訳しているわけではない
- 会議での通訳を依頼された場合、会議の内容やアジェンダはもちろん、関連情報についての調査など含め事前準備にとても時間をかけている
- 英語の通訳は、会議を行う現場にきてもらう通訳と、オンラインでの通訳の2通りから選ぶことができる
- OCiETeのオンライン通訳はインターネット環境さえあれば場所を選ばず利用できるほか、コストを抑え質の高い通訳者を利用することができるので企業からの依頼が増えている
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これを読むことで、サービス業態別の会議通訳の依頼フロー、そして通訳を手軽に利用できるオンライン通訳について知ることができるのでぜひ最後までお読みください。