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ビジネスの海外展開、海外企業との取引、外国人スタッフとのコミュニケーションなど、グローバルに事業を進める企業にとって通訳は必要不可欠です。
しかし、通訳を実施するには言語スキルだけではなく業界専門知識やコミュニケーション能力を持った自社に合う通訳者を見つけなければいけません。
また、従来の通訳では実施するとなると出張費用からブース設置費用など通訳料金以外の諸費用もかかり、高額になりがちなサービスでした。
こうした悩みを解消すべく、費用を抑え、クオリティの高い通訳を実施するために需要が伸びたリモート通訳。
聞いたことはあっても「実際どうなの?」と疑問を持つ方も少なくないでしょう。
この記事では、リモート通訳の導入を検討した際に知っておくべきメリットや注意点、実施方法などについて詳しく解説しています。
リモート通訳とは?
リモート通訳とは、オンライン通訳とも言われており、PCやタブレットといった端末を使い同時通訳を実施するものです。
通訳者、参加者同士が離れている場所にいてもインターネット環境さえ整っていれば通訳を行えます。
従来の通訳では出張費や機材費などの諸費用が発生するだけではなく、前後の拘束時間も確保しなければいけませんでしたが、通訳者のアサイン、事前準備(打ち合わせ等)から通訳実施、通訳後のフィードバックなど、時間コストも発生していました。
しかし、リモート通訳では、このような契約から実施まで全てオンラインで行えるため、圧倒的にコスト削減を見込めるメリットがあります。
リモート通訳でもオフライン(現地)通訳でも、通訳のクオリティは変わりません。コストを抑えてクオリティの高い通訳を実施してもらうことで良いコストパフォーマンスを最大化させることが可能です。
リモート通訳の実施方法と活用シーン
リモート通訳はZoomやMicrosoft Teams、WebexなどWeb会議ツールを使用して実施します。
活用できるシーンは商談・会議など多岐にわたりますが、参加者を多く募りたいイベントにも相性は良いです。
ウェビナーや発表会などのイベントで、リモート通訳を活用する方法は2つあります。
- イベントがオンライン主催で全員がリモート(オンライン)参加
- イベントはオフライン開催で通訳のみオンラインのハイブリッド通訳
上記2つの実施方法を詳しく解説します。
参加者全員がリモートで通訳の入るイベントを実施する
オンライン開催のイベントにおいて、通訳者の出席は参加者数に関係なく言語数ベースになります。
聞きたい言語をボタン1つで切り替えられるため、参加者全員がオンライン参加の場合、参加者を多く募ることができます。
開催費用を抑えつつ大規模なイベントを実施することが可能です!
ウェビナーなどオンラインイベントで通訳を導入した事例や依頼・実施方法は下記の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
ZoomやMicrosoft Teamsなど、各 Web会議ツールごとに通訳方法は異なります。
それぞれの設定方法は下記の記事を参考にしてみてください。
イベントはオフライン、通訳者のみリモートで参加する
イベント↔︎通訳のどちらかをオンライン・オフラインで開催する通訳をハイブリッド通訳とも呼びます。
オフラインでイベントを開催し、通訳音声はオンラインで聞く場合、参加者は通訳音声を聞くためにパナガイドを使用します。
通訳者は主催者からイベントの様子をWeb会議ツールや電話で受け取り、専用機材に音声を吹き込むため、ハイブリッド通訳ではブース設置は必要ありません。
パナガイドの使用方法は下記の記事をご覧ください。
リモート通訳のメリットと注意点
リモート通訳はコストを抑えられるだけではなく、他にもメリットがいくつかありますが、理解しておくべき注意点もあります。
ここからはリモート通訳のメリットと注意点について解説するので、依頼前の参考にしてみてください。
リモート通訳のメリット
リモート通訳のメリットは冒頭でお伝えしたコスト面だけではありません。下記の3点がリモート通訳の代表的なメリットになります。
- 通訳者のブース設置の必要がない
- 通訳時給のみで依頼が可能
- 優秀な通訳者を確保しやすい
通訳者のブース設置の必要がない・通訳時給のみで依頼が可能という点については、物理的に無駄な費用をカットできるというメリットポイントです。
出張費・滞在費・機材費など全てをカットすることで、予算も立てやすくなります。
この記事ではリモート通訳のコスト面について、何度も触れていますが、それほど大きな特徴ということです。質が変わらず料金を抑えられるのは、リモート通訳の他にはないメリットです。
次に挙げられるメリットは「優秀な通訳者を確保しやすい」という点。
言語スキルだけではなく、コミュニケーション能力や機転の効く臨機応変能力などが長けている通訳者は人気が高く依頼すること自体が難しいと言われています。
しかし、リモート通訳としての依頼であれば、拘束時間を抑えることができるので通訳者側も依頼を受け付けやすくなります。
また、住んでいる地域・活動地域問わず依頼ができるので通訳者の選択肢も広げることができ、より優秀な通訳候補者を見出すことが可能です。
リモート通訳実施における注意点
リモート通訳における注意点として挙げられるのは以下の通りです。
- インターネット環境が悪いとスムーズに進まない
- ハプニングが起きた時「その場」で対応ができない
通信回線が安定していないと声が聞き取りづらく、会話がスムーズに進みません。重要な内容を聞き漏れてしまうともなれば、参加者から悪い印象を持たれることもあり得ます。
自宅や通信インフラが十分に整っていない場所から参加する際は、十分に注意してください。
また、現場の空気感を読んでとっさの「機転を利かす」といったこともリモート通訳では苦手とする部分です。
ハプニングが起きても柔軟に対応できるように事前打ち合わせは入念に行うことをおすすめします。当日の流れや予測できる範囲のイレギュラーは予め共有しておきましょう!
リモート通訳は業界屈指の経験を誇るOCiETeがおすすめ!
リモート通訳の依頼はOCiETeがおすすめです。OCiETeでは厳しいスキルチェックを通過した通訳者の中から依頼内容にマッチした者のみをアサインします。
登録している通訳者はリモート通訳を実施するのに必要なスキルを兼ね備えたハイクラス通訳者のみです。
また、パナガイドや機材手配、通訳者⇄会場の中継などの依頼もOCiETeでは対応可能。
通訳内容・通訳シーンに合わせたプランをご提案させていただきます。
ここからOCiETeのオンライン通訳サービスの特徴を解説します。
通訳依頼なら「OCiETe(オシエテ)」
「OCiETe(オシエテ)」は、契約から発注、業務終了までのすべてをオンラインで完結できる、法人向けのオンライン通訳サービスです。
短時間の通訳案件から長期間の案件まで、柔軟に対応できる体制をOCiETeは整えています。
様々な分野·業界で通訳を経験されてきたスキルとビジネス経験値が高いプロ通訳者2,000名以上登録しており、事前面談を可能なため、ミスマッチを防ぐことができます。
専門コーディネーターのサポートがとにかく手厚い
通訳者手配において、商談や打合せ準備をしながら通訳者を探し、さらに通訳者への情報共有など担当者の負担は大きいです。
その負担を軽減できるように、通訳専門コーディネーターが依頼前の通訳者選定から確保、情報共有までサポートを行います。
海外企業とのコミュニケーションを円滑にできるだけでなく、社内の人員的稼働も効率化できます。
1時間〜の依頼が可能!大幅な料金削減を実現
従来の通訳サービスは1時間の利用でも最低金額となる半日料金~となる見積もりが一般的でした。
短時間で完了する打ち合わせや商談でも通訳が必要となった場合でも、予算面で通訳者の同席が難しいと悩む担当者の方は多いです。
そんな悩みを解消するために、OCiETeでは【1時間単位での依頼ができる】サービスを提供しています。従来よりも利用ハードルを下げた通訳サービスとなっています。
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より効果的に、より高いコストパフォーマンスの通訳サービスを多くの企業様へ提供できるように自由度が高い通訳サービスを求めている方は、OCiETeのご利用をおすすめします。
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まとめ
この記事ではリモート通訳の流れ、メリットと注意点、実施方法などについて解説しました。
ここでのポイントは以下の通りです。
リモート通訳はインターネット環境さえ整っていれば、場所を問わずに実施できる通訳手法です。
契約から実施、フィードバックまで全てオンラインで進められるため、社内で行う基本業務にも支障をきたさず通訳依頼ができます。
リモート通訳が必要な方、利用を検討している方は、さまざまな分野で依頼実績があるOCiETeの利用を検討してみてください。
この記事を読めば、リモート通訳を導入すべきなのか、利用前に知っておくべき基本知識を理解することができます。ぜひ最後までご覧ください!