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分野や内容別に見る通訳料金の相場

現代のグローバル社会において、さまざまな国の企業を相手にビジネスを展開する機会はこれから先どんどん増えていきます。
その際に重要なことの一つとして、両国の言語を巧みに使いコミュニケーションをとることができる優秀な通訳の存在は欠かせません。
しかし、まだ通訳に依頼をしたことがない方にはその価格の相場はわかりにくいものです。
通訳には「派遣通訳(オンサイト)」と「オンライン通訳」の2種類の依頼方法がありますので、
ここでは、
・派遣通訳にかかる料金の相場
・オンライン通訳にかかる料金の相場
・法人向けオンライン通訳サービス「OCiEte(オシエテ)」の通訳料金の紹介とサービスの特徴
について解説します。
これを読むことで、通訳をおこなう方法や内容ごとに異なる料金相場がわかり、今後海外でビジネスを展開していくうえで通訳を依頼する際の参考になるのでぜひ最後までご覧ください。
通訳の種類

通訳の依頼を行う際に、まず知っておくべきなのは「通訳の種類」があるということです。大きく分けて「逐次通訳」「同時通訳」「ウィスパリング」の3つがあります。
それぞれに使い分けるべき活用シーンもあり、どの種類の通訳を依頼するかによって依頼時の料金も異なりますので、まずは自社どんな通訳を求めているのかを理解してから依頼を進めるようにしましょう。
通訳の種類については下記の記事で詳しく解説しています。是非ご覧ください。
「逐次通訳・同時通訳・ウィスパリング」それぞれの違いは?シーン別の活用方法も解説
また、通訳の種類とは別に通訳を行う「場所」によって料金も異なります。通訳者も現地に向かう派遣型か、どこでも通訳を行えるオンライン型か、それぞれの料金相場について下記からご紹介します。
派遣通訳の相場

派遣通訳は、必要な場所に通訳者を派遣して、その場で通訳をしてもらう方法です。
料金は、依頼する通訳の分野やシチュエーションによって変わってきます。
そのため、内容別にランクをつけて料金を提示している場合が多いです。
例えば専門的な知識が必要な分野の同時通訳は最高ランクの料金となりますし、送迎や展示会ブースでの説明など比較的簡単な通訳は低めの料金で依頼ができます。
また、移動や待機などの拘束時間も料金に含まれるため、時給ではなく「半日(約4時間)」「1日(約8時間)」での契約が一般的です。
以下は、一般的な通訳の派遣会社の料金表を、分野やシチュエーションを4段階に分けたものです。
【難易度★★★★】
医学、ITなど専門的な知識が必要な分野の同時通訳など
例:医学やITなどのシンポジウムでの同時通訳
半日:70,000円~
1日:100,000円~
【難易度★★★】
契約や商談会議など
例:契約交渉のビジネス会議での同時・逐次通訳
半日:65,000円~
1日:90,000円~
【難易度★★】
社内会議や研修などの逐次通訳など
例:インタビューでの逐次通訳
半日:35,000円~
1日:50,000円~
【難易度★】
アテンド通訳、観光や視察旅行など
例:国際的な会議の受付対応、空港までの送迎
半日:20,000円~
1日:35,000円~
上記はあくまで基本的な料金です。
このほかに移動のための交通費や、遠方への出張がともなう依頼の場合はその間の宿泊費など、プラスアルファで別途発生する料金もあります。通訳を依頼する際には、依頼する会社の料金を細かく確認する必要があります。
派遣通訳のメリット
派遣通訳のメリットは、その場に来てもらうためコミュニケーションが取りやすいことです。
直接顔を見てやり取りができるため、人となりがわかりやすく信頼をおきやすいので、質問などもしやすいという利点があります。
料金が高くても気にならず、何か起きた時のためにその場にいてもらうことを優先したいという場合は、派遣通訳に依頼をするのが良いでしょう。
オンライン通訳の相場

オンライン通訳は、パソコンやタブレットを用いてオンラインで通訳者を繋いで通訳をしてもらう方法です。
現在は数多くのweb会議システムのサービスがあり、遠隔地同士をつないで複数拠点での会議も簡単に行えるようになってきたため、非常に便利に利用できます。
オンライン通訳の料金も、派遣通訳と同じく依頼する通訳の分野や内容によってその変わってきます。
ただ、通訳者を現場に派遣する必要がない分、実際に稼働した時給のみの料金としている会社も多いので、たとえば簡単な会話のアシストのみであれば20分から利用できるなどライト設定が可能なサービスも登場しています。
もちろん派遣通訳同様に、半日・1日単位で料金が発生するオンライン通訳サービスの会社もあるため料金は必ず確認をしましょう。
以下は、オンライン通訳会社のプラン例(料金目安)です。
【スマートフォンやタブレットで会話のアシスト】
1アカウントにつき、1か月60分まで
利用例:社内会議や商談、商品説明 比較的簡単な通訳 など
言語:英語
5,000円~
オンラインサービスを提供している会社ごとに、例えばインターネット回線があれば利用可能なものもあれば、web会議でスムーズに同時通訳を行うための独自システムや機材を導入しなくてはいけないところもあるので、どのようなサービス提供をおこなっているのかは必ず事前に確認をして依頼をしましょう。
オンライン通訳のメリット
オンライン通訳のメリットは、通訳をしてもらう時間以外の料金が発生しないため、低コストでおさえられることです。
すべてがオンライン上でのやり取りで完結できるため、移動の交通費や宿泊費、待機による拘束時間もないので、基本的には通訳をおこなった時間以外の料金はかかりません。
また、オンライン上ですべての取引を完了できることが多いため、手軽にサービスを利用できるというメリットもあります。
派遣通訳者への出張依頼か、オンライン通訳での依頼か、どちらがお得なのか気になる方は下記の記事をご覧ください。
【派遣通訳者に依頼する出張通訳とオンライン通訳はどちらがお得?】
オンライン通訳「OCiEte(オシエテ)」の特徴と通訳費用

法人向けオンライン通訳サービス「OCiEte(オシエテ)」では、クオリティの高い専門的なビジネス通訳サービスを遠隔オンラインで提供しています。
必要なスキルや専門性を確認した上で、必要な時間だけスキルの高い通訳者をアサインすることができます。
「OCiEte(オシエテ)」で通訳を依頼した場合のメリットは以下の3つです。
・ハイレベルな通訳スタッフ
各スタッフのスキルは、オンライン上のPRや自己紹介動画で確認できるため、求める専門性をもった通訳者の選定が可能です。また、契約前に面談できる機能もあるため、案件依頼時のミスマッチも起こりにくく安心して利用いただくことができます。
・オンラインで完結
契約開始から業務終了まで、すべてオンラインで完結できる仕組みができているので急な案件でもクイックに依頼をすることが可能です。
また、やりとりはすべて日本語でおこなっていただけるので、オンライン上での面談も気軽にご利用いただけます。
・大幅なコスト削減
「OCiEte(オシエテ)」では1時間単位からの通訳の依頼が可能となっています。請求は通訳者の時給のみなので、派遣通訳と比較しても、大幅なコスト削減が実現可能です。
オンライン通訳「OCiETe(オシエテ)」の依頼のながれ
オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」に通訳を依頼する流れはとても簡単です。
本サービスは通訳業務の登録から通訳の実施までたった5Step、すべて「OCiETe(オシエテ)」サービス上で管理できます。
■サービス開始~完了までの流れ
Step1. 無料会員登録
Step2. 新規案件登録
Step3. 通訳者へ仕事のオファー
Step4. 契約
Step5. 通訳業務の実施、評価
オンライン通訳「OCiETe(オシエテ)」の料金例
通訳の費用は、各専門分野や通訳者のスキルによって異なります。
「OCiETe(オシエテ)」ではスキルだけではなく、通訳スタッフの過去従事した企業様からの評価を信頼度としたものもプロフィールで確認できるので、料金と併せて検討することが可能です。
例1:【言語】英語【業種】機械/自動車/観光【通訳歴】30年【通訳】逐次通訳/商談通訳/会議通訳/アテンド通訳【時給】8,000円~
例2:【言語】フランス語【業種】食品/ファッション/観光【通訳歴】5年【通訳】逐次通訳/商談通訳/会議通訳/アテンド通訳【時給】20,000円~
例3:【言語】韓国語【業種】教育/建設/観光【通訳歴】8年【通訳】逐次通訳/商談通訳/会議通訳/アテンド通訳【時給】6,000円~
通訳の料金相場を解説のまとめ

通訳に依頼する場合の料金相場について解説してきましたが、いかがでしたか?
通訳はそのスキルによって対応できる通訳の内容やシチュエーションが異なるため、その分金額の差が大きいことがわかったかと思います。
また現場に通訳者を派遣するか、オンラインでつないで通訳をしてもらうかでも料金は大きく異なります。
OCiETeでは下記画像ような通訳者のプロフィールが見られて、1時間当たりの費用も15,000円〜30,000円とわかりやすい設定になっています。

・通訳には派遣通訳とオンライン通訳があり、料金は派遣通訳のほうが大幅に高い
・通訳にかかる料金は、通訳をおこなう内容やシチュエーションによるランク別にわかれている
プロの通訳者にコミュニケーションのアシストをしてもらうメリットは、海外にビジネスを展開していくうえでは計り知れないものがあります。
法人向けオンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」なら、低料金にもかかわらず高い専門性を兼ね備えた通訳者が揃っています。
また、通訳の種類もさまざまで、どの通訳が自社にとって必要なのかを理解する必要があります。
どんなシチュエーションで、どんな通訳が必要なのか、下記の記事から詳しく解説しています。
【「逐次通訳・同時通訳・ウィスパリング」それぞれの違いは?シーン別の活用方法も解説】
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