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英語を話せる人材(通訳者)の確保は、海外との取引を行う企業、海外スタッフを雇用している企業のみならず、グローバル化が進む近年ではどの企業にとっても重要な問題です。
しかし、グローバルに通用する英語人材は簡単に採用することは難しく、悩んでいる担当者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、グローバル人材の重要性や採用方法、採用時の注意点などを解説しています。
企業が依頼すべき通訳者の特徴
近年、ビジネスのグローバル化が進み、海外企業と関わるシーンが多くなりました。
良好な信頼関係を築き上げるために、海外企業とのコミュニケーションは、出来るだけ円滑に行いたいと考えているはず。
コミュニケーションを上手く取りビジネスを成功させるには、お互いの意思疎通を完璧に取り持ってくれる通訳者が必要です。
しかし、単に通訳者を用意すれば良いというわけではありません。英語を話せる・中国語が話せるなどの言語スキルだけでは、ビジネスシーンでの通訳は務まりにくいと考えられます。
通訳する分野毎で、専門用語や業界全体の知識がないと、何を話しているのか理解できずに通訳ができないケースも少なくありません。
つまり、ビジネスシーンの通訳で必要となる通訳者は、堪能な言語スキルはもちろん、依頼する分野の知識を持っていることが必須条件です!
社内通訳者の仕事(業務)内容
企業に属している場合の通訳者は、契約内容によって業務形態は多岐にわたります。
一般的なケースでは、社内会議の通訳やイベント・商談に同行し通訳を行う業務が多いです。通訳業務以外にも資料やメールの翻訳なども行います。
また、通訳・翻訳業務に合わせて事務・アシスタント・秘書業務も兼任する場合もあります。
社内通訳者の具体的な仕事(業務)内容と、そのシーンの特徴については以下のページで解説しています。ぜひご覧ください。
社員として通訳者を雇用するか外部委託で依頼するかどっちが良い?
「たった一回だけ!」と単発のみ通訳が必要になった場合は、通訳者の雇用ではなく外部人材に依頼することがおすすめです。
しかし、長期にわたって通訳が必要となる場合、どちらが適しているのか。と気になる方は多いのではないでしょうか?
それぞれのメリットや特徴に合わせて、通訳が必要となった際、どの方法で通訳者の獲得をすべきなのかを解説します。
通訳者を社員として雇用する場合のメリットと注意点
ビジネスを進めていく上で通訳が必要になった際、まず考えるのが「通訳人材の確保」です。
一般的に人員的補強は新たな人材の雇用することを考えますが、社員として通訳者を雇用した場合、以下のようなメリットが挙げられます。
通訳者を雇用するメリット
- 全てのリソースを会社に費やせるのでさまざまな業務を依頼しやすい
- 給与が決まっているので予算(人件費)を把握しやすい
- 会社に対する忠誠心が外注人材よりも高くなりやすい
通訳者の雇用は上記のようなメリットが挙げられますが、注意点もしっかりと理解しておく必要があります。
通訳者を雇用する際の注意点
- 通訳が必要のない時期でも給与を払わなければいけない
- 契約解除が難しい
このようなデメリットは、雇用後にわかる可能性もあり、事前に防げる問題ではないので採用活動は慎重に進めるべきと言えます。
外注依頼(業務委託)で通訳者に依頼するメリットと注意点
雇用ではなく、通訳業務を外注する際のメリットは以下の通りです。
- 雇用ではないため必要なときにだけ通訳業務の依頼ができる
- 相性が合わない・スキルが見合わないと感じたらすぐに通訳者の変更がしやすい
- 採用活動に時間・コストを費やさなくても通訳者を確保しやすい
- 社員育成コストをかけなくて済む
通訳者の外注依頼は上記のようなメリットがあり、繁忙期は依頼を増やし、閑散期は依頼を止めるなど柔軟に依頼しやすいのが特徴です。
しかし、外注通訳者を依頼する際には以下のような注意点が挙げられます。
- 複数の案件を抱えている場合は全てのリソースを割いてくれない
- 通訳において自社・社内人材が育ちにくい
- 人気が高い通訳者の場合、希望する期間でも依頼を断られる可能性がある
社外の通訳者に案件依頼する場合、上記のような注意点が挙げられます。
しかし、会社側にとっても通訳者側にとっても、さまざまなケースで柔軟に対応し合えるのは、雇用に比べて大きなメリットとなるでしょう。
通訳者を確保する際は「賢い依頼方法」を知っておくべき!
外注・業務委託など、通訳者を社外人材として迎え入れる際、どのような方法で依頼すべきか悩む方も多いはずです。
ここからは、通訳者への賢い「依頼方法」について解説します。
単発や長期、使用する言語などを切り分けて依頼すべき
ビジネスシーンでの通訳は、可能な限り会社と近い存在で業務を行なってほしいケースと、とにかく「今」を取りこぼしたくないケースがあります。
このようなケースで多いのが、「使用言語」です。
多くシーンでの通訳言語が「英語」の場合でも、単発的に「イタリア語」の通訳が必要になる。といったケースは珍しくありません。
こうしたケースでは、英語を使用する通訳はインハウスでの依頼、マイナー言語での通訳など、突発的な依頼は別の通訳者に依頼するなどが最適な依頼方法です!
突発的な案件でも依頼・対応できる通訳会社を知っておくべき
突発的な案件は、年数回程度しかないと考えたときに、すぐに依頼できる通訳会社を知っておくべきです。
通訳者ではなく通訳会社の方が良い理由としては、専門分野や対応言語など、マッチしている通訳者をすぐに紹介してくれるからです!
信頼できる通訳者を見つけることも大切ですが、対応範囲外の依頼は難しいと言えます。
しかし、通訳会社への依頼は依頼料金が「最低半日料金〜」など、「必要なときに必要な分だけ依頼する」ということが難しいイメージがあると思います。
そこでオンライン通訳サービス【OCiETe(オシエテ)】の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
OCiETeでは、さまざまな業界の専門知識に精通している1500名以上の中からマッチする通訳者に依頼することが可能です。
フレキシブルに通訳者・翻訳者を活用したいならOCiETe BPO
通訳が必要なシーンが多かったり、社内人材として通訳者に依頼したいと考えている場合は、OCiETe BPOがおすすめです。
OCiETe BPOは、言語力・海外ビジネスに長けた、海外ビジネスに強いプロ人材の紹介サービスです。
プロジェクトや業務量に応じて、プロ人材をフレキシブルにご活用できます。
分野・業界に合わせて専門知識を持った通訳者を選ぶことができ、ミスマッチを避けることが可能です。
通訳者の業務委託・派遣はお得な時間パックプランも用意
OCiETeの通訳サービスは、1時間〜の依頼が可能というシンプルかつフレキシブルなプランがあります。
その中で、「短時間の会議が数回続く」「通訳(拘束)時間の前後が想定される」「数回に分けて通訳依頼をしたい」というニーズにマッチしたお得な時間パックプランも用意しております。
時間パックプランを活用することで、1時間単位の料金を抑えられることはもちろん、都度依頼に発生するコミュニケーションコストの削減が可能です。
社内通訳者の採用や通訳者の業務委託・派遣契約を検討している方は、ぜひ一度ご検討ください。
まとめ
この記事では、通訳が必要となった場合、雇用か外注依頼のどちらが最適なのか、さらに必要な通訳者の特徴についてお伝えしました。
「英語スキルが高い社員が辞めてしまった」「英語スキルが高い英語人材を採用したい」などを考えている企業様は、ぜひOCiETeのオンライン通訳サービスを利用してみてください。
年数回しかない言語での通訳案件はOCiETeを利用したほうがコストに弾力性をもたせられることが可能です。
即戦力となるプロ英語人材を確保することで、会社の売上向上・業務効率化の可能性が大きく変わるかも知れません。
OCiETeでは、海外企業相手の通訳だけではなく、社内会議にも対応しています。
外国語を使用する会議が多い方や、今後海外スタッフが増えていくという企業様も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
社内会議の通訳でおさえておきたいポイントや、注意点など、下記の記事で詳しく解説しています。
「英語力の高いスタッフが退社してしまった」「英語力の高い人材を確保したい」「採用と外注を比較してみたい」など、英語スキルのある人材採用にお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。