翻訳の料金・単価の決まり方と内訳・相場を解説【2023年最新版】

翻訳の料金・単価の決まり方と内訳・相場を解説【2023年最新版】

翻訳の料金や単価はどれくらい?相場費用の内訳や計上方法を知ると理解できる!

現在のビジネスにおいて翻訳の需要が年々高まっています。例えば、ビジネスレベルの英語を使いこなすとなると、読み書きはなんなくできる人でも、いざ翻訳をより正確に行おうとすると、専門用語や内容の詳細を調べるのに時間がかかり大変な労力を使うことになります。

そんな時に、時間をかけずに利用できるのが翻訳サービスです。日本には、翻訳サービスを提供している会社はいくつもありますが、気になるのは料金や単価などの、翻訳にかかる費用ではないでしょうか。

今後、翻訳サービスを利用するにあたり、翻訳料金の相場を知っておくと目安がわかって便利です。

ここでは、翻訳の種類翻訳の費用計上の仕方や、翻訳依頼の料金相場などについて解説します。

これを読むことで、翻訳の種類や英語翻訳の相場費用がわかり、今後ビジネスで英語の翻訳を依頼する際の参考になります。ぜひ最後までご覧ください。

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翻訳の種類

ビジネスに必要な英語翻訳には、実はさまざまな種類があります。

例えば、英語で記載されている契約書面の翻訳、情報収集のための海外ホームページや英語論文、または映画などがあり、目的にあわせた英語の翻訳が必要になります。

英語の翻訳者にも得意分野があるため、法律関係の翻訳に明るく技術のある翻訳者が同じレベルで雑誌や書籍の翻訳ができるとは限りません。

また、必要な分野によって翻訳の難易度も変わるため、依頼をしたい翻訳の分野が得意な英語翻訳者に依頼する事が重要です。

翻訳の費用計上の仕方と種類

英語を例に挙げて、翻訳料金の計上の仕方と種類を確認していきましょう。
翻訳料金は主に以下の3項目を合算したもので計上されます。

1.翻訳を行う費用

翻訳の作業をおこなう基本料金です。ここには、翻訳者の翻訳作業とセルフチェックが含まれます。
翻訳する内容の専門性や難易度、英語を日本語に翻訳する際にネイティブをアサインするかどうかでも料金が変わってきます。

2.翻訳を校正するための費用

翻訳した翻訳者以外の第三者に、内容の正確性を期して校正チェックを依頼するために必要な料金です。
・原文と照らし合わせながら内容の確認をする
・翻訳した文章の内容があっているかを確認する
・誤字脱字がないか納品の体裁に沿っているかを確認する
上記いずれかの校正方法を選択することが多いです。

3.その他、翻訳にまつわる作業で別途発生した費用

翻訳した内容の体裁を整える、指定のアプリケーションを使って整形した納品をおこなう、または急ぎで納品して欲しい場合の特急料金といった、プラスの要望がある場合は、翻訳とは別に作業費が計上されます。

一般的な英語の英語翻訳の場合

翻訳に必要な費用も、翻訳する内容や種類によって変わります。だいたいの翻訳料金は「日本語→英語」の場合文字数「英語→日本語」の場合ワード数の単価×量となることが多いです。

契約書・ホームページ・論文などの翻訳する種類や、その分野ごとの単価×文字・ワード数に校正チェックを追加するか、特急料金が必要か、などによって加算が発生しその合計が英語翻訳の発注費用です。

専門分野によってかなり料金の幅があるため、依頼する際は必ずお見積もりを取って料金はいくらになるかを確認する必要があります!

日本語から英語に翻訳する場合の料金相場

それでは種類別の料金相場をみてみましょう。翻訳会社によって料金設定は様々なので、1ワードあたりの単価は一般社団法人日本翻訳連盟にある平均的な分野の料金を参考にします。

また特急料金や校正費も各者それぞれのため、イメージしやすいように仮に特急料金は35%、校正チェック費は1ワード20円とします。こちらは仮定の上での参考ですので、実際の費用は各翻訳会社に必ず見積もりを取りましょう。

契約書の翻訳を依頼した場合の相場

  • 分野:契約(1文字25円)
  • 量:1,500文字
  • 校正チェック:外注の校正チェック
  • 納期:早急
  • (25※1文字単価×1,500※文字数×1.35※特急料金)+(1,500×20※校正チェック)=80,625円

論文の翻訳を依頼した場合の相場

  • 分野:医療・医学(1文字30円)
  • ワード数:4,000文字
  • 校正チェック:外注の校正チェック
  • 納期:10日※特急料金なし
  • (30※1文字単価×4,000※文字数)+(4,000×20※校正チェック)=200,000円

ホームページの翻訳を依頼した場合の相場

  • 分野:一般科学(1文字21円)
  • ワード数:3,000文字
  • 校正チェック:翻訳者のセルフチェックのみ※校正チェック費なし
  • 納期:5日※特急料金なし
  • (21※1文字単価×3,000※ワード数)=63,000円

※参考:
一般社団法人日本翻訳連盟翻訳料金(クライアント企業の翻訳発注価格)の目安

動画の文字起こし翻訳の場合

  • 分野:字幕翻訳
  • 10分:10,000円〜15,000円
  • 校正チェック:翻訳者のセルフチェックもしくは第三者校正チェック
  • 納期:10日

動画コンテンツ(字幕翻訳など)の翻訳では、文字単位ではなく、分数の単位で算出されることが一般的です。

1分単位から10分単位、1時間単位と翻訳元となる動画によって料金設定が異なります。

中国語や韓国語など、言語によって翻訳料金の相場は変わるので、理解しておきましょう!

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翻訳コーディネーターの役割と重要性

翻訳の料金・単価はどれくらい?内訳や相場を徹底解説|まとめ

この記事では、翻訳の料金や相場単価ついて解説してきましたがいかがでしたでしょうか?今回のポイントは以下のとおりです。

ここがポイント!
  • 翻訳にはさまざまな種類があるので、それぞれの内容の適した専門の翻訳者に依頼する必要がある
  • 翻訳の料金相場は「翻訳の種類と分野+ワード数+校正チェック+納期のスピード」によって決まっている
  • 「OCiETe(オシエテ)」のオンライン翻訳サービスは業界に精通した専門知識のある翻訳者をアサインできる
  • 「OCiETe(オシエテ)」は計50か国語に対応しており、厳しいスキルチェックを受けた高品質な翻訳が担保されている

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Sano
翻訳・通訳サービスを展開するOCiETeでマーケティングを担当。「世界をシームレスにつなげる」の企業理念のもと、海外企業や外国人とのビジネスに必要な翻訳者・通訳者とのマッチング支援行っています。 翻訳・通訳依頼の基礎知識だけではなく、依頼前に知ってほしいポイントを伝えることをモットーに、情報発信しております。 また海外ビジネスに関するWebメディア「セカイノビジネス presented by オシエテ」の運営も兼務。