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英語など外国語の翻訳を依頼した際、納品物が正しい内容で翻訳されているかについて必ず翻訳チェックをしたものが納品されます。
では具体的に翻訳チェックとは、誰がどのようにおこなうのでしょうか?
この記事では、英語翻訳のチェックの目的や重要性・必要性などについて解説します。
翻訳が正しく行われているかを見る【ネイティブチェック】
ネイティブチェックとは、特定の言語を母国語として話す人々に伝わりやすい文章・文書になっているかをチェックする確認方法のことです。
世界中の言語では、言葉や文章に文化やニュアンスの違いが含まれており、そのまま訳すと意味がわかっても伝わりにくい訳文になりかねません。
つまり、ネイティブチェックは、翻訳された文章が自然に読みやすい・伝わりやすいものであることを確認するのに役立ちます。
ネイティブチェックを怠れば、誤解を招いたり、その言語の流暢さに欠けていたりする可能性があります。不適切な表現を出してしまうと企業イメージが損なわれる可能性もあります。
翻訳をチェックする目的
翻訳を行った際、必ずいくつかの視点でチェックをおこない、納品物の品質を担保します。
チェックの目的は、大きく分けると二つです。
- 翻訳した文章の質が問題ないか
- 用語やスタイルガイドなどのルールが順守されているか
内容や料金により、翻訳者のみが翻訳チェックまでを行い完結することもあれば、翻訳者とは別の校正担当者が翻訳チェックを行う場合もあります。
分量にもよりますが、翻訳者のみで完結するよりも、第三者である校正担当のチェックが入った方がより正確にチェックを行える場合もあるので、案件を依頼する際は料金とあわせて確認をしましょう。
翻訳をチェックする際には何を見るのか
翻訳を終えた後におこなう翻訳チェックは、以下のような項目をチェックしていきます。
- 元の文章からの訳忘れがないか
- 誤った訳がないか
- 用語が順守されているか
- スタイルガイドのルールが順守されているか
- スペルミスやタイポミスがないか
- 文法に誤りがないか
- 数値や略語が正しく訳されているか
- 読み手にとって読みやすい文章になっているか
チェックを行う方法は通訳者によりさまざまですが、誤字脱字などのチェックは簡易ツールを利用して機械的に実施することで時間を短縮するなど工夫できます。
しかし、読み手にとって本当に読みやすいか、などは人の目でしっかりと確認を行うことが重要です。
翻訳チェックをおこなわないと大変なことになる
英語の翻訳をおこなったら、納品する前の翻訳チェックは必須です。
仕上げた翻訳がチェックなしに100%完璧な状態で仕上がることはありません。
翻訳を依頼すると翻訳チェックの料金も含まれているため高く感じるかもしれませんが、より正確な納品物を期待するのであれば、翻訳チェックは省くことができない大切な工程です。
特に契約書など誤った訳により違う解釈をされ、問題が起きた時に会社にとって大きな損害を生む事態になりかねません。
このような事態を避けるためにも、翻訳チェックの工程を適当に実施する翻訳会社や翻訳者には依頼するべきではありません。
例えば、誤字脱字のチェックは、ツールを利用すれば機械的に実施できるため見落とすことがありません。
もしも納品された翻訳内容に誤字などがある場合、こういった工程をしっかりと行っていない翻訳会社ということになるので、次から依頼をするのは避けるべきです。
翻訳チェックのコツ
英語の翻訳チェックを行う上で大切なことがあります。
それは、チェックを行う際に脳を使ってしっかりと考えながらおこなわなければいけないチェックと、機械的に行える単純作業的なチェックは別々に行う必要があるということです。
単純作業でおこなえるチェック作業は、ある程度やりなれてくると身体がその方法を記憶しているため気づくと流れ作業のように進めてしまっていることがあります。
考えながらチェックをしなければいけない読みやすさのチェックや、誤訳や訳忘れのチェックを同時に進めてしまうと、脳の切り替えがスムーズにいかず、見落としをしてしまいます。
つまり、脳を使うチェックの時間→単純チェックの時間といった具体に、作業内容を切り替えて実施することで、より誤りのない翻訳チェックをおこなうことができます。
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まとめ
この記事では、翻訳チェックの目的、重要性について解説してきました。今回のポイントは以下の通りです。
英語の翻訳チェックは、内容の難易度が高かったり、長文だったりすればするほど細かいチェックが必要となるので、料金も上がります。
しかし重要な文書であればあるほど、翻訳チェックは大切です。
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これを読むことで、英語の翻訳チェックはどのような工程をふみ、何をチェックしているのかがよくわかります。安心して英語の翻訳を依頼することができるので参考にしてください!