ネイティブチェックはなぜ必要?翻訳品質を劇的に高めるメリットと「ない」場合のリスクを解説

「翻訳を依頼したけれど、この表現で現地の人に違和感なく伝わるだろうか?」 「AI翻訳や日本人による翻訳だけで十分ではないか?」 このような不安を抱えていませんか?

ビジネス翻訳において、ネイティブチェックは単なる誤字脱字の確認ではなく、「企業の信頼性を守るための最終工程」です。

英語など外国語の翻訳を依頼した際、納品物が正しい内容で翻訳されているかについて必ず翻訳チェックをしたものが納品されます。

では具体的に翻訳チェックとは、誰がどのようにおこなうのでしょうか?

本記事では、ネイティブチェックの必要性から、校正との違い、依頼時の注意点まで分かりやすく解説します

これを読むことで、英語の翻訳チェックはどのような工程をふみ、何をチェックしているのかがよくわかります。安心して英語の翻訳を依頼することができるので参考にしてください!

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ネイティブチェックとは?「校正」や「翻訳」との違いを解説

ネイティブチェックとは、特定の言語を母国語として話す人々に伝わりやすい文章・文書になっているかをチェックする確認方法のことです。

世界中の言語では、言葉や文章に文化やニュアンスの違いが含まれており、そのまま訳すと意味がわかっても伝わりにくい訳文になりかねません。

つまり、ネイティブチェックは、翻訳された文章が自然に読みやすい・伝わりやすいものであることを確認するのに役立ちます。

校正(プルーフリーディング)との違い

  • 校正: 文法ミス、スペルミス、誤字脱字、訳漏れなどの「正確性」を正す作業(=守りのチェック)。
  • ネイティブチェック: 現地の文化や文脈に合わせた自然な言い回し、トーンの統一など「読みやすさ・説得力」を高める作業(=攻めのチェック)。

ネイティブチェックを怠れば、誤解を招いたり、その言語の流暢さに欠けていたりする可能性があります。不適切な表現を出してしまうと企業イメージが損なわれる可能性もあります。

なぜネイティブチェックが必要なのか?主な3つの目的

翻訳を行った際、必ずいくつかの視点でチェックをおこない、納品物の品質を担保します。
チェックの目的は、大きく分けると二つです。

  • 翻訳した文章の質が問題ないか
  • 用語やスタイルガイドなどのルールが順守されているか

内容や料金により、翻訳者のみが翻訳チェックまでを行い完結することもあれば、翻訳者とは別の校正担当者が翻訳チェックを行う場合もあります。

分量にもよりますが、翻訳者のみで完結するよりも、第三者である校正担当のチェックが入った方がより正確にチェックを行える場合もあるので、案件を依頼する際は料金とあわせて確認をしましょう。

翻訳をチェックする際には何を見るのか

翻訳を終えた後におこなう翻訳チェックは、以下のような項目をチェックしていきます。

  • 自然な言い回しか(流暢性):辞書通りの訳ではなく、現地の人が日常やビジネスシーンで実際に使う「生きた表現」になっているかを確認します。
  • 文体とトーン(TPOへの適合): ターゲット(若者向け、経営層向けなど)や媒体(SNS、契約書、論文)に合わせて、語尾や言葉の硬さが適切に調整されているかを見ます。
  • 文化的な適切さ(ローカライズ): 現地の宗教、習慣、歴史的背景に触れる不適切な表現(タブー)がないか、比喩表現が正しく伝わるかをチェックします。
  • 文脈に即した語彙選択: 同じ単語でも業界や文脈によって最適な訳語は異なります。その分野の専門用語として最も相応しい言葉が選ばれているかを判断します。
  • 訳漏れ・誤訳の有無: 原文の意図が正しく反映されているか、意味の取り違えがないかを原文と照らし合わせます。
  • 用語集・スタイルガイドの遵守: 企業ごとに指定された専門用語や、日付・単位の表記ルール(スタイルガイド)が守られているかを徹底します。
  • スペル・タイポ・文法ミス: ケアレスミスや、三単現のs、冠詞の抜けなど、細かな文法エラーを排除します。
  • 数値・固有名詞の正確性: 日付、金額、人名、地名などの重要なデータが原文通り正しく記載されているかを確認します。

チェックを行う方法は通訳者によりさまざまですが、誤字脱字などのチェックは簡易ツールを利用して機械的に実施することで時間を短縮するなど工夫できます。

しかし、読み手にとって本当に読みやすいか、などは人の目でしっかりと確認を行うことが重要です。

ネイティブチェックを怠ることで生じるビジネス上の損失

英語の翻訳をおこなったら、納品する前の翻訳チェックは必須です。
仕上げた翻訳がチェックなしに100%完璧な状態で仕上がることはありません。

比較項目ネイティブチェックありなし(日本人翻訳のみ)
文章の自然さ現地人が書いたように自然意味は通じるが、やや不自然
文化的ニュアンス適切に反映される誤解を招く表現のリスクあり
企業の信頼性高い(ブランド力向上)違和感により信頼を損なう恐れ
最適な用途Webサイト、契約書、マーケ資料社内メモ、内容把握用

翻訳を依頼すると翻訳チェックの料金も含まれているため高く感じるかもしれませんが、より正確な納品物を期待するのであれば、翻訳チェックは省くことができない大切な工程です。

特に契約書など誤った訳により違う解釈をされ、問題が起きた時に会社にとって大きな損害を生む事態になりかねません。

このような事態を避けるためにも、翻訳チェックの工程を適当に実施する翻訳会社や翻訳者には依頼するべきではありません。

例えば、誤字脱字のチェックは、ツールを利用すれば機械的に実施できるため見落とすことがありません。

もしも納品された翻訳内容に誤字などがある場合、こういった工程をしっかりと行っていない翻訳会社ということになるので、次から依頼をするのは避けるべきです。

失敗しない!翻訳チェックの質を上げる3つのコツと依頼方法

英語の翻訳チェックを行う上で大切なことがあります。

それは、チェックを行う際に脳を使ってしっかりと考えながらおこなわなければいけないチェックと、機械的に行える単純作業的なチェックは別々に行う必要があるということです。

単純作業でおこなえるチェック作業は、ある程度やりなれてくると身体がその方法を記憶しているため気づくと流れ作業のように進めてしまっていることがあります。

考えながらチェックをしなければいけない読みやすさのチェックや、誤訳や訳忘れのチェックを同時に進めてしまうと、脳の切り替えがスムーズにいかず、見落としをしてしまいます。

つまり、脳を使うチェックの時間→単純チェックの時間といった具体に、作業内容を切り替えて実施することで、より誤りのない翻訳チェックをおこなうことができます。

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OCiETe翻訳サービスの使い方

OCiETeの翻訳サービスは、依頼からご納品までは以下の流れです。

ご利用の流れ

専用フォームからお問合せ
専用フォームより、翻訳物の種類や言語をご記入の上お問合せください。
併せて翻訳の利用用途やボリュームなどをご記入いただくとスムーズにお見積りをお出しできます。(翻訳問合せフォームはこちら

お見積り・翻訳者のご紹介
お見積りと翻訳者のご紹介をOCiETeからお伝えします。

発注・翻訳業務開始
ご発注後に、翻訳業務が開始。第一段階の翻訳が完了後にダブルチェックを行います。ダブルチェックは無料です。

ご納品
メールにて翻訳物をご納品させていただきます。
お戻し修正がある場合は3営業日以内にご連絡ください。

OCiETe翻訳サービスの対応範囲

OCiETeのオンライン翻訳サービスで対応している範囲は下記の通りです。
業種・業界は問わず対応いたします。

  • Webサイト(コーポレートサイト・サービスサイト・ランディングページなど)
  • ビジネス文章(法務契約書・IR・プレスリリースなど)
  • 印刷物・DTP(論文研究レポート・製品、サービスカタログパンフレット・取扱説明書、マニュアルなど)
  • 動画、映像(字幕・ゲーム・アニメ・CMなど)
  • 営業資料(企画書・プレゼンテーション資料・ニュースメディアなど)
  • マーケティング(広告・SNS用投稿文・ニュースメディアなど)

OCiETe翻訳サービスの対応言語

OCiETeでは英語や中国語などのメジャー言語はもちろん、ヨーロッパやアフリカ、アジア系のマイナー言語にも幅広く対応しています。

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まとめ

この記事では、翻訳チェックの目的、重要性について解説してきました。今回のポイントは以下の通りです。

ここがポイント!
  • 英語の翻訳チェックは、主に「翻訳した文章の質が問題ないか」と「用語やスタイルガイドなどのルールが順守されているか」について確認をするためにおこなう
  • 英語の翻訳チェックは、納品物の品質を担保するために、8項目以上の内容について細かくチェックしている
  • 英語の翻訳チェックを行う際は、機械的に行える単純作業のチェックと、考えながら行う必要のあるチェックを分けて行うのがミスをさける上で大切

英語の翻訳チェックは、内容の難易度が高かったり、長文だったりすればするほど細かいチェックが必要となるので、料金も上がります。

しかし重要な文書であればあるほど、翻訳チェックは大切です。

OCiETeでは、単なる言語の翻訳だけではなく、なぜ翻訳するのか・翻訳後は何を目指しているのか。といった目的も見据えた翻訳を施します。

翻訳だけではなく、海外企業や外国人との会議、商談にも使えるオンライン通訳サービスの依頼も受け付けております。

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Sano
翻訳・通訳サービスを展開するOCiETeでマーケティングを担当。「世界をシームレスにつなげる」の企業理念のもと、海外企業や外国人とのビジネスに必要な翻訳者・通訳者とのマッチング支援行っています。 翻訳・通訳依頼の基礎知識だけではなく、依頼前に知ってほしいポイントを伝えることをモットーに、情報発信しております。 また海外ビジネスに関するWebメディア「セカイノビジネス presented by オシエテ」の運営も兼務。