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良い英語の翻訳家を選ぶコツ
ITの発展をきっかけにグローバル化が加速する今、翻訳家が活躍するシーンも増えてきています。
では、多数いる翻訳家にとって必要なスキルには、どんな要素があるのでしょうか。ビジネスを成功させるためにも、「良い翻訳家が持つスキル」を事前に知っておくことが大切です。依頼したい内容に合わせて翻訳家や翻訳会社を利用したほうが、コストパフォーマンスも高くなります。
ここでは、良い英語の翻訳家に依頼を出す際に大切な、
・英語の翻訳家に求められること
・翻訳家としての働き方
・オシエテの翻訳家
を中心に、解説します。
今回の記事を読めば、良い英語の翻訳家を選ぶポイントを知ることができます。ぜひ、最後までお読みください。
英語の翻訳家に求められること
英語の翻訳家に必要なスキルは、多岐にわたります。高い英語力はもちろんのこと、正しい日本語を用いて訳せるか、様々なシーンでの翻訳に対応するための学習意欲や広くリサーチする姿勢、書き手の意図や意思を汲み取りつつ読み手に伝えられる文章力、ほかにもITスキルや専門性の高さ…実に、多くの力が必要です。
この項では、英語の翻訳家に求められるスキルを理解し、ポイントを押さえてどんな翻訳家に依頼すれば良いかをご紹介します。
高い英語力は基本である
TOEICでの高得点や英検の上位資格を取得しても、イコール翻訳家として活躍できるとは限りません。なぜなら、翻訳家にとって英語力の高さは基本と言えるからです。例えば、
・持ち前の英語力を活かし、正しさだけにとどまらない魅力的な表現を用いた翻訳を行える。
・海外での勤務経験を活かし、ビジネスシーンにおいて柔軟に翻訳を行える。
・専門分野での経験やスキルをベースに、的確な翻訳を行える。
など、自身の英語力にプラスアルファできる経験やスキルを活かすことで、翻訳家としての価値が上がっていきます。また、多言語翻訳が可能なバイリンガルやトリリンガル、英語を母国語とするネイティブスピーカーも、翻訳家として価値ある存在です。
正しい日本語力
ここ日本において、英語の翻訳家として活躍するには日本語力も大切です。英語力と同じくらいに重要なスキルと言えます。なぜなら、いかに優れた英語スキルを持っていても、日本語の語彙力や文法力に不安があれば、適切な和訳・英訳を行えないからです。
そして、翻訳にはスピードが求められるため、一語一句を精査する余裕は無いことが多いと言えます。限られた時間の中で最適な翻訳を行なうためには、普段から日本語の文章に触れ、トレーニングを積み重ねていく必要があります。
日本語と英語の文法は大きく異なります。主語と述語の関係や品詞、句読点の位置などを理解し、翻訳を行えなければ翻訳家としての活躍は望めません。意外と見落としがちな「ら」抜き言葉にも注意しながら、原語調や直訳調を使い分けられる翻訳家は、信頼を集めることでしょう。
日頃から勉強やリサーチをすることができる勤勉さ
適切な翻訳を行なうには、日ごろからの学習や根気よくリサーチする力が求められます。特に「翻訳業務の70%はリサーチ力に支えられている」と言われるほど、調べる力は重要です。最適な訳を行なうためには、翻訳する分野の知識を学んだり、専門分野にありがちな特有の表現を学んだりと、責任を持って調べ抜く姿勢が求められます。
また、スピーディな英語翻訳を行なうために、様々な文献を読み込むトレーニングで読解力や要約力を身につけたり、自分の得意分野を見つけるために様々な翻訳にトライしたり、日々リスニングを行ない英単語や文法の知識を身につけたり…と、自身のスキルを磨く意欲があれば、翻訳家としてのスキルと価値がどんどんアップするはずです。
書き手や読み手を意識した文章力
書き手の意図や背景を理解し、不特定多数の読み手に書き手の思いが存分に伝わるよう、翻訳を行なうことは、翻訳家としての信頼感を得るために重要なポイントです。
その実現のためには“思考力と理解力”が必要です。日本語を母国語とする翻訳家の場合、論理的に考え理解する際には日本語を用います。構造の異なる英語翻訳を行なう際には、自身の日本語力をベースに翻訳を進めていくわけですから、翻訳の信頼度を上げるためには高い思考力や理解力が求められるのです。
そして、ターゲットとなる読み手を意識した翻訳を行なうには、様々な表現を使い分けられる文章力も大切です。ビジネスにおける翻訳、文芸での翻訳と、格調高い表現や読者を惹きつけられる文章に翻訳するなど、文章の表現やトーンを柔軟に変えられる翻訳家は重宝されるでしょう。
ITスキル
翻訳家として食べていくには、より多くの翻訳をスピーディに進めていく必要があります。良質な翻訳には精度の高いリサーチが求められるため、作業効率の向上が欠かせません。そのために有用となるのが、ITスキルです。
WordやExcelにおける置換やマクロなどの機能をはじめ、CAT(Computer Assisted Translation・コンピューター支援翻訳)ツールのひとつ「翻訳メモリ」の存在も見逃せません。新たな翻訳作業の際に過去の対訳データを記憶でき、文体・用語の参照も容易にできるなことから統一性も図れ、翻訳のクオリティも高まります。
特定分野に長けたスキルや知識
多種多様な依頼が寄せられる翻訳実務において、自身の専門性が高ければ高いほど、翻訳家としての価値を発揮しやすくなります。大学で学んできた専攻分野(特に科学・技術といった“理系”の知識はニーズが高いです)や、ビジネスシーンにおける実務経験は、翻訳家として価値ある要素です。
一方で、苦手分野も意欲的に学ぶことで、新たなチャンスが拓けます。翻訳家という仕事自体が、“スキル”や“専門性”を求められるため、学ぶ姿勢はやはり欠かせません。
翻訳家としての働き方
ひとくちに“翻訳”と言っても、ビジネスにおける実務翻訳、小説やノンフィクションをはじめとした書籍や雑誌などの出版・文芸翻訳、映画・ドラマなどの映像翻訳と、様々な種類があります。その中で翻訳家とした活躍するには、
・翻訳を担うチームがある企業に就職する
・翻訳サービスを展開する企業にスタッフ登録するなど、フリーランスとして活動する
という2パターンが主流です。実務翻訳の場合は、外資系企業や貿易・特許を中心事業とする企業、海外展開中のメーカーやIT企業など、社員として活躍できるチャンスもあります。一方で、映像や出版・文芸翻訳においてはフリーランスが活躍するシーンが多いようです。
オシエテの翻訳家
依頼から実作業まで、すべてオンラインで対応するオシエテの翻訳サービスは、時間や場所の制限なく翻訳家としての活動が可能なため、数多くのスタッフが登録しています。専門分野での豊富な知識を持つ翻訳家、ビジネスシーンで様々な経験を持つプロの翻訳家揃いです。
常時100名以上の翻訳家が稼働し、英語をはじめとした30言語の翻訳が可能で、24時間常時翻訳依頼に対応できる、そんなオシエテの翻訳サービスの強みについて、ここではご紹介します。
高いスキルがあるのに時間や場所の制限がある翻訳家を最大限活かす
通常、翻訳を行なう場合には打ち合わせなど、リアルなコミュニケーションをとる機会が少なくありません。そのため、移動時間を含めた拘束時間が長くなれば、子育て中の翻訳家や遠方に住んでいる翻訳家は、スキルがあっても案件を請けられないという現状がありました。
その点、オシエテの翻訳サービスはすべてオンラインで完結するため、時間や場所の制約がありません。高いスキルを持つ翻訳家が時間を有効活用できるため、多くのスタッフが常時稼働できる体制が整っています。
特定分野に長けた翻訳家やネイティブの翻訳家も登録
オシエテには、ビジネスシーンでの翻訳経験のあるスタッフをはじめ、様々な専門分野に強い翻訳家が数多く登録しています。
例えば、国により異なる契約書面の作成に対応できる法務経験者や、海外への事業展開に広く携わってきた方など、多様な経験を持つ翻訳家が対応。中には、ネイティブスピーカーのスタッフも活躍中です。
また、事前に翻訳家とのオンライン面談も可能で、スキルチェックや相性を踏まえた上で、ベストな翻訳家とのマッチングが可能です。
24時間対応可能な柔軟性
時間・場所の制約にとらわれないオシエテのオンライン翻訳サービスには、国内外で滑動するプロフェッショナルの翻訳家が常時活躍中です。翻訳の依頼も専用のシステムを通して、24時間行えます。
「急ぎで翻訳を依頼したい…」変化の早いビジネスシーンにおける急なご相談も、多数の翻訳家の中から最適なスタッフが対応。最短納期は1日です。スピード感を求められる時、大量の翻訳が必要になった時にも、柔軟に対応できることがオシエテの強みです。
30言語に対応できる豊富な人材
多くの翻訳家が活躍するオシエテの翻訳サービスは、現在30言語の翻訳に対応しています。
【現在、オシエテが翻訳対応している主な言語】
◆英語
◆中国語(簡体字・繁体字)
◆フランス語
◆スペイン語
◆ドイツ語
◆イタリア語
◆ポルトガル語
◆ロシア語
◆韓国語
◆ベトナム語
◆タイ語
◆モンゴル語
◆スウェーデン語
◆デンマーク語
◆チェコ語
◆フィンランド語
◆スロベニア語 など
また、翻訳家の中には多言語対応が可能なスタッフも在籍しているので、複数国に向けた事業展開を行なう場合の翻訳シーンでも、対応しやすいことが特徴です。
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→英語の翻訳会社を選ぶポイント徹底まとめ!!
OCiETeの翻訳は月額3万円からの定額制
オシエテの翻訳サービスは定額依頼プランです。
月額で決められた文字数の中であれば、コンテンツの種類は無制限。
今月は契約文章の翻訳を依頼する、来月はホームページの翻訳を依頼する、などご状況に応じてご依頼いただけます。
まずは「一度オシエテの翻訳サービスを試してみたい」という方は、下記の相談フォームから相談してみてください。
良い翻訳会社には英語力だけではない良い翻訳家がいるまとめ
今回は、良い英語の翻訳家を選ぶ際に大切なポイントについて解説してきましたが、いかがでしょうか。
ここでのポイントは4つです。
・英語の翻訳家にとって、高い英語力は基本。書き手の意図を理解し、最適な表現で読み手に届けるためには、英語スキルと同じくらいに日本語のスキルが求められる
・専門性の高い翻訳に対応できるスキルや知識の豊富さが翻訳家としての価値を高めている
・依頼から実作業まで、すべてオンライン翻訳で対応するオシエテの翻訳サービスは、場所時間の制限なく依頼が可能。プロの翻訳家が常時活躍しているため、スピード感を持って翻訳に対応できることが強み
数ある翻訳会社の中から英語翻訳を依頼する際には、専門性の高い翻訳のスペシャリストが常時活躍する「OCiETe(オシエテ)」をぜひ利用してみてください。