パナガイドの使い方と活用できる通訳シーンとは

パナガイドの使い方と活用できるシーンとは

大規模な会議や発表会・展示会などで現地での同時通訳が必要になった際、幅広いシチュエーションで活用できるパナガイドの利用を検討している方は多いのではないでしょうか?

利用を検討するにあたって、パナガイドの使い方や他に必要なものはないか?など気になるポイントも多いはずです。

この記事では、パナガイドの使い方や、現地通訳で必要になる道具などについて解説します。

この記事を読めば、パナガイドを活用できるシーンを理解できるだけではなく、よりビジネスシーンにマッチした通訳の依頼方法について知ることができます。ぜひ最後までご覧ください!

パナガイドとは?

パナガイドとは

パナガイドは、無線の送信機から複数の受信機に向けて音声を届けることができる、Panasonic社製のガイド機器です。

送信機から受信機へと一方方向で通信することができ、受信機の数も増やすことができます。

会議やイベントなどのシーンで、同時通訳が必要な現場で活用できたり、工場や展示会などの見学ガイドとしても利用できます。

パナガイドは手に収まるほどの小型のサイズで、持ち歩きしやすいのも特徴の1つです。音質がきれいで聞き取りやすいことにも定評があり、故障などのトラブルも少ないと言われています。

パナガイドをレンタルできる場所

パナガイドは購入もしくはレンタルといった形で利用がすることができます。ビジネスシーンで必要な機器を取り扱う業者でレンタルが可能です。

以下はパナガイドのレンタルができる業者一覧になります。

他にもパナガイドをレンタルできる業者はあります。予算に合わせて自社とマッチした業者を探すことをおすすめします。

レンタル料金に関しては、基本的にお問合せ後に見積書を送ってもらうといった流れになります!

「どれくらいの期間が必要なのか」「どんな機器が必要なのか」などを事前にまとめておくのがスムーズですが、業者からのアドバイスを聞いて決定しても良いです。

パナガイドの使い方と特徴

ここでは、パナガイドの使い方(基本設定)と特徴について解説します。

パナガイドには、6つの送信チャンネルがあり、多国籍会議でパナガイドを使用する場合、6カ国語の同時通訳をすることができます。

パナガイドの特徴

パナガイドは、多言語会議など同時通訳が必要になるシーンで活用できるだけではありません。博物館・美術館での見学通訳ガイドとしても利用でき、冒頭でもお伝えした通り幅広いシーンで活用できます。

また、無線免許を持っていなくても利用可能であるため、幅広いシーンでの活用とともに誰でも気軽に利用することが可能です。

ダイヤルを回すだけで簡単にチャンネルの切り替えができるため、操作も非常に簡単です。パナガイドは乾電池および充電式電池によって動作させることが可能です。

送信機と受信機はいずれも単3乾電池2本で稼働し、稼働時間は送信機で15時間、受信機で13時間程度です。

乾電池だけでも長時間使うことができるので、会議やイベントが長くなっても安心して利用できます!

パナガイドの使い方

パナガイドの使い方手順
  • 手順①送信機側でグループのチャンネルを設定する(3chと設定した場合)
  • 手順②受信機側の受信チャンネルを3chに設定
  • 手順③送信機にマイクを接続
  • 手順④付属マイクを接続する際は「マイク/外部入力切替スイッチ」をマイクに設定しておくダイナミックマイクやオーディオ機器からの音声入力を使用する場合は外部入力に設定して下さい
  • 手順⑤受信機にモノラルイヤホンを接続(イヤホン端子はモノラル端子のため、付属イヤホン以外を接続する場合はモノラル変換プラグを別途必要になります)

受信機は電波が届く範囲内で必要人数分の受信機を配置すれば音声を聞くことができます。

より詳しいパナガイドの使い方については、パナソニックが公式ページにて記載しています。

その他現地通訳で必須になる道具

現地通訳のシーンで必要に道具は下記の通りです。通訳者側も共通するアイテムが多いので、ぜひ参考にしてください。

メモ帳

通訳前・通訳中において、重要なキーワード・間違えやすいキーワードなどをメモする必要があるので、通訳者はもちろん参加者も必ず準備しておきましょう。

通訳中に、通訳者へ伝えたい事項があるときは、メモに記入して渡しましょう!

電子辞書(スマホの翻訳アプリでもOK)

わからないキーワードが出てきた時に使用するために準備しておきましょう。

同時通訳・逐次通訳の場合、瞬時に訳す必要があるので通訳中は使えませんが、通訳前の準備時間、他の通訳者が通訳をする間に調べることができます。

ストップウォッチ

同時通訳で2人以上の通訳者を用意する場合、交代までの時間を計るため必要になります。

同席する通訳者が準備している場合もありますが、念のため依頼側も準備しておくと良いです。

資料

当日の資料を通訳者に渡しておくことで、どんな話が出てきそうなのか、どのポイントが重要なのかを共有することができます。

よりスムーズに通訳が行えるように必要な資料は事前に通訳者に渡しておきましょう。

パナガイドを活用できるシーン【通訳】

パナガイドはその他にもさまざまな活躍の幅があります。

パナガイドを活用できる場としては、工場見学や発表会、あるいは多国籍会議やプレゼンテーションの同時通訳です。

展示会や発表会などのイベントをはじめとした広い会場での連絡用にも、パナガイドの利用はおすすめです。

パナガイドを首からかければ、両手を使って作業ができます。騒音が多い場所でも音声がクリアに聞こえるので、ストレスなく業務に取り組めます!

オンライン通訳との違い

オンライン通訳とは

パナガイドは無線機で同時通訳も行えるため現地通訳に相性が良い通訳形式ですが、遠隔で同時通訳を行える通訳形式として「オンライン通訳」も挙げられます。

オンライン通訳は、無線機などの必要な機器は少なく「PC・タブレット」のみで同時通訳を行うことが可能です。

オンライン通訳は準備するモノも少なく、通訳費用のみで依頼できるので低コストで利用することができます。

通訳のクオリティは通訳者によって左右されるため、パナガイド・オンライン通訳のどちらでも通訳のクオリティは変わりません。

インターネット環境が悪い、使えないといった場所ではパナガイドを利用し、インターネット環境が整っていれば、オンライン通訳を利用するなど幅広い選択肢を持っておくことをおすすめします。

オンライン通訳ならOCiETeがおすすめ

通訳依頼のデメリットとして、短時間の依頼でも「最低半日料金~」といった無駄なコストが発生するというポイントが挙げられます。

しかし、OCiETeのオンライン通訳サービスなら1時間~の依頼が可能です。

また、依頼分野に合わせて専門知識のあるプロ通訳者をアサインすることができるので、コスト面でもクオリティ面でも安心して利用することができます。

オンライン通訳は、ネット環境+PC・タブレットなどの端末さえあれば、通訳を行えます!

ここからは、OCiETeのオンライン通訳サービスの特徴や活用事例をご紹介します。現地での通訳が必要な方・検討している方はぜひご覧ください。

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まとめ

この記事では、パナガイドの使い方や必要な準備などについて解説しました。

ここがポイント!
  • パナガイドはあらゆる業者からレンタルすることができる
  • 通訳音声を聞く受信機を無数に増やすことができる
  • 現地で同時通訳が必要になるケースではオンライン通訳も1つの選択肢に入れるべき
  • オンライン通訳はインターネット環境さえ整っていれば簡単に利用できる
  • OCiETeのオンライン通訳サービスは「1時間~の依頼が可能」で必要最低限のコストのみで利用できる

パナガイドの利用はレンタル費用や必要機器の多さを考えるとオンライン通訳の方が適しているケースもあります。

インターネット環境が整っていない場合で同時通訳な場合はパナガイドを利用し、それ以外のケースではオンライン通訳を活用する。などの選択肢の幅は広げておきましょう!

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