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翻訳会社に依頼する場合、多くの場合、翻訳コーディネーターが仲介して翻訳プロジェクトを進めることになります。
実際に翻訳作業を行わない翻訳コーディネーターは、依頼主にとってどのような役割を果たすのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
翻訳コーディネーターとは?
翻訳コーディネーターは、依頼主(クライアント)からの翻訳依頼・業務を依頼から納品までの工程をコーディネートする仕事です。
翻訳コーディネーターは、依頼主と翻訳者の橋渡し役として、プロジェクト(翻訳業務)の管理・調整を行うとともに、翻訳業務・作業に関わる様々な活動を監督・実施する役割を担っています。
翻訳コーディネーターの役割
翻訳コーディネーターの役割として、翻訳物が効率的かつ、高いクオリティで納品できるためにマネジメント要素の強い業務が基本的にあります。
また、依頼主から求められる翻訳者の特徴や依頼目的の本質を引き出し、必要準備物の洗い出しを行なった上で、翻訳者に依頼をします。
翻訳コーディネーターの仕事内容
翻訳コーディネーターの代表的な仕事内容は以下の通りです。
- 依頼主からの要望や目的の引き出し
- 翻訳者の選定(提案)
- 翻訳者に依頼内容を的確に伝える
- 業務の進捗管理 など
他にも仕事内容はありますが、基本的には上記のような業務を行います。
翻訳コーディネーターが橋渡しをすることにより、依頼・プロジェクトをより円滑的に進められることが可能です。
翻訳コーディネーターがいないと起こるデメリット
翻訳コーディネーターなしで依頼をする、プロジェクトを進めることになれば、翻訳者とクライアントに不必要な負担がかかることになります。
専任の翻訳コーディネーターのサポートがない場合、各工程の中でスムーズに進まなかったり、翻訳者とのミスマッチ、翻訳物のミスチェックなどが起こりえます。
また、管理が行き届かないことによって、翻訳者のスキルや専門性が十分に発揮されなかったり、依頼主の要求が正しく理解されなかったりすることもあり、その結果、翻訳ミスや納品の遅れにつながります。
依頼側と翻訳者が直接やり取りする場合の注意点
依頼者と翻訳者が直接やり取りをする場合、いくつかの点に注意する必要があります。
- 翻訳者の経験や資質を明確に把握する
- 翻訳者のスケジュールの確認
- 翻訳する目的を詳細まで伝える・指示する
- 翻訳作業中に出てくる質問や進捗管理
- 完成された翻訳物の厳正なチェック(修正があれば対応依頼)
他にも必要なやり取りはありますが、基本的な注意点は上記の通りです。
依頼前から完成まで、念密にコミュニケーションを図って翻訳の完成まで進めなければいけません。
このようなことを疎かにすると、ビジネスシーンでは使えないような翻訳物になりうる可能性もあります。
翻訳コーディネーターがいないことで社内の負担が増え、他業務に支障がきたす場合があります。
翻訳業界・依頼に欠かせない翻訳コーディネーター
専任の翻訳コーディネーターに参画してもらうことにより、依頼主、翻訳者、翻訳業務全てにおいて円滑にプロジェクトを進めることが可能です。
翻訳者は、高品質の翻訳を施すことに全力を注ぐことができ、依頼主はプロジェクトのすべての側面が効率的に管理されていることを知って安心することができます。
翻訳コーディネーターは、あらゆる関係者のための主要な接点であるため、知識と信頼性の高いプロフェッショナルを持つことは非常に重要です。
翻訳コーディネーターにもレベル・スキルがある
プロジェクト(翻訳物)の規模やコーディネーターの経験値によって、求められる役割やスキルは異なります。
翻訳する分野、翻訳依頼の量など、依頼内容に合わせて翻訳者の選定からスケジュール管理を行う必要があります。
また、翻訳に関する知識はもちろん、マネジメントスキルも必要になるポジションなので
「依頼内容をそのまま翻訳者に伝える」「翻訳者からの要望を依頼主に伝える」といった単純な業務だけでは務まりません。
つまり、依頼内容をいかにまとめて、翻訳時に必要な事前資料、求める翻訳者のスキルを洗い出し、双方にわかりやすく共有するスキルも必要です。
プロ翻訳コーディネーターがいる翻訳会社に依頼すべき
翻訳を依頼する際には、この記事でお伝えしたプロレベルのスキルがあり、経験豊富な翻訳コーディネーターがいる翻訳会社に依頼すべきです。
翻訳言語、翻訳内容の分野に精通した専任のコーディネーターや翻訳者が在籍している翻訳会社に依頼することによって、確実に質の高い翻訳サービスを提供してくれます。
翻訳依頼はスキルの高い専門コーディネーターがいるOCiETeがおすすめ!
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各業界・分野に精通した翻訳者へ依頼できるだけではなく、依頼前から納品後のアフターフォローまで行う、専任の翻訳コーディネーターが担当します。
この記事でもお伝えした通り、ビジネス翻訳は性質上、誤訳の許されない完璧な翻訳が必要です。その中でハイレベルの翻訳者を探したり、スケジュール調整を行うとなれば、社内担当者の負担は大きくなっていきます。
そんな時にOCiETe翻訳コーディネーターがいれば、依頼前の翻訳者選定から確保、翻訳が必要となるシーンで全てのサポートを行えます。
負担がかかるがゆえに出るミスを避けるためのリスクヘッジ、プロ翻訳者に依頼できて高品質の翻訳物が完成できるだけでなく、社内の人員的稼働も効率化も可能です。
翻訳サービスだけではない、ビジネスパートナーとしてOCiETeの翻訳サービスが活用できます。
翻訳コーディネーターのみの業務委託依頼も可能
OCiETeでは翻訳者だけではなく、翻訳コーディネーターのみの業務委託依頼も受け付けております。。
すでに社内に翻訳者が在籍していたり、外部翻訳者との契約が済んでいる場合でも、その翻訳チームを統括する翻訳コーディネーターが必要です。
進捗管理や必要な準備物・作業のディレクションなど、短期〜長期問わず翻訳コーディネーターがいれば、安心して翻訳案件を進めることが可能です。
翻訳コーディネーターまとめ
翻訳コーディネーターは、依頼主から翻訳者まで、翻訳依頼時に関わる全ての関係者にとって重要なポジションを担っています。
翻訳業界全体にとっても非常に重要な存在とも言え、プロジェクト(依頼内容)のニュアンス・意図を理解し、プロジェクトを正確かつ期限内に完了させるには翻訳コーディネーターは必要不可欠です。
翻訳コーディネーターがいなければ円滑に翻訳業務を進めることも難しくなり、結果、品質が低下することもあり得ます。
つまり、依頼主と翻訳者の間で明確な意思疎通を図り、全ての工程でサポートすることが、翻訳コーディネーターが必要な理由と言えます。
OCiETeでは、1000名以上いるプロ翻訳者の中から依頼内容に合わせて、どの翻訳者がマッチしているのかを選定し、翻訳に必要な資料などを明確にお伝えする翻訳コーディネーターが在籍しています。
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ここでは、翻訳コーディネーターという職種の目的、必要性、重要性について解説します!ぜひ最後までご覧ください。