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アラビア語は世界で約3億人が使用する巨大市場の言語ですが、「右から左に書く(RTL)」「独特の方言(口語)」「複雑な文法」といった特殊性から、翻訳の難易度が極めて高い言語です。
適切な知識を持たずに翻訳を依頼すると、デザインが崩れたり、ターゲットに全く伝わらない文章になったりするリスクがあります。本記事では、アラビア語翻訳の料金相場から、ビジネスで失敗しないための注意点をプロの視点で徹底解説します。
アラビア語翻訳の依頼料金相場
アラビア語翻訳をプロの翻訳家や翻訳会社に依頼する際、料金相場を理解しておくことで予算の設定がしやすくなるでしょう。
アラビア語翻訳の料金は、「日本語=1文字あたりの単価」「アラビア語=1ワードあたりの単価」で算出します。
アラビア語翻訳の料金相場は以下の通りです。
| 翻訳方向 | 単位 | 料金相場(目安) | 備考 |
| 日本語 → アラビア語 | 1文字あたり | 10円 〜 18円 | 専門性により変動 |
| アラビア語 → 日本語 | 1ワードあたり | 20円 〜 35円 | 文量や難易度により変動 |
依頼する翻訳原稿(内容)の分野や種類によって単価は変わり、言語スキル以外の専門知識が必要な文書や、翻訳量などであれば料金は高くなります。
アラビア語を翻訳会社に依頼する際の注意点


アラビア語の翻訳を翻訳会社に依頼する際に気をつけるべき注意点をご紹介します。
書籍や新聞などの翻訳は文語「フスハー」への翻訳で、演劇や小説などを翻訳する場合は口語「アーンミーヤ」に翻訳すると良いと言われています。
上記のようにアラビア語翻訳を依頼する際は、翻訳を必要とするシーンや地域を把握して依頼する必要があります。
また、アラビア語翻訳では文字が右から左に変更されるため、レイアウトにまで大きく変更を及ぼす可能性もあります。
翻訳内容はもちろん、翻訳後の文書が記載する媒体に合っているかも注意して確認しましょう。
アラビア語は世界第4位の話者数を誇る


アラビア語は中国語・英語に次いで世界第4位の話者数を誇る言語で、約3億もの人が使用しています。主にアラビア語を使用しているのは以下の国です。
- アルジェリア
- エジプト
- イラク
- モロッコ
- サウジアラビア
- アラブ首長国連邦など
北アフリカの国を中心に、約27カ国、約2億人以上の人口でアラビア語が使用されています。




また、第二言語としてアラビア語を使用している国も含めると、27カ国以上になります!
アラビア語の特徴


アラビア語は国連が定めている公用語で、大きく2種類に分けられます。
1つ目が「文語」といわれる正しいアラビア語で、2つ目が「口語」といわれる正しいアラビア語から少しずつ変化していった方言の2種類です。
日本語で例えると文語が標準語、口語が地方の方言になります。その他にも、アラビア語を文書にするときは右から左に書いていくなどの特徴が挙げられます。
右から左へ書くアラビア語
アラビア語最大の特徴は右から左に文字を書くことです。
右から左に書く文字はアラビア文字・ヘブライ文字・シリア文字の3つで世界でも珍しい文字で、数字を書くときには左から右に書きます。
アラビア語はラテン文字の筆記体のように、続け書きをするため、アラビア語を話すことができる人でも、文字を読めるようになるまでは相当時間がかかると言われています。
アラビア語のアルファベットは28文字からなっていて、大文字と小文字の区別はなく使用されています。また、「太陽文字」と「月文字」の2種類に分けれ、アルファベットは太陽文字が14個、月文字が14個となっています。
アラビア語の数字表記は左から右
アラビア語の文章は右から左に書くという特徴がありますが、数字表記は左から右に書きます。
アラビア語では文章は右から左、数字は左から右といった特殊な文体であるため、翻訳の難易度が高いとされる理由の1つです。
文語と口語を持つアラビア語
アラビア語は文語と口語に分かれていて、文語はアラビア語の正しい言語とされている書き言葉で「フスハー」、口語はアラブ民族が日常的に使用する話し言葉で「アーンミーヤ」の2つに分かれています。
フスハーとアーンミーヤの違いは、話し言葉か書き言葉です。アーンミーヤは正字法がなく、文書には基本的にできません。
アーンミーヤはあくまで地元民の間で使用されている話し言葉で、フスハーは公共の場での演説や放送などで使用しています。
| 種類 | 名称 | 主な用途 | 特徴 |
| 文語(書き言葉) | フスハー | 契約書、公文書、ニュース、書籍 | アラブ諸国共通の標準語。公式な場に必須。 |
| 口語(話し言葉) | アーンミーヤ | 映画、SNS、日常会話、地域限定PR | 地域(エジプト、湾岸等)により異なる方言。 |
アラビア語には性別によって語形が変わる
また、自分もしくは相手の性別によって使用する語形が変わり、名詞には「男性名詞」と「女性名詞」があります。
中性名詞は存在せず、動詞は14もの形に変化することもあり、アラビア語の文法は少し複雑な仕組みになっています。
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この記事でもご紹介している通り、アラビア語は多くの国・人が使用していますが、複雑な言語で注意すべきポイントがあります。
しかし、ビジネスシーンでアラビア語の翻訳が必要になった際には、1つの間違いも許されません。
アラビア語のビジネス翻訳が必要な方には、オンライン翻訳サービスOCiETeがおすすめです。
アラビア語翻訳に関するよくある質問
Q. アラビア語はどこの国でも通じますか?
A. 標準語である「フスハー」は全アラブ諸国で通じますが、日常的なやり取りでは「アーンミーヤ」と呼ばれる地域ごとの方言が主流です。用途に合わせて選定が必要です。
Q. 翻訳後にレイアウトが崩れると聞いたのですが?
A. アラビア語は右から左に読み書きするため、Webサイトや資料のレイアウトが逆転します。OCiETeでは、この「右書き対応(RTL)」を含めた納品もご相談いただけます。
まとめ


アラビア語翻訳で注意すべきポイントやOCiETeのオンライン翻訳サービスについて解説しました。
ここでのポイントは以下です。
- アラビア語は世界第3位のの話者数を誇る言語
- アラビア語を翻訳会社に依頼する際は文語と口語に注意
- オシエテのホームページ翻訳はページ単価でわかりやすい
- オシエテのサブスク翻訳サービスは事業者様に合わせた9つのプランがある
- 専門知識の必要なビジネス文書などのアラビア語翻訳にも対応




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この記事を読めば、アラビア語の特徴や翻訳する際の注意点、そしておすすめの翻訳サービスについて知ることができます。ぜひ、最後までお読みください。