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海外企業とのビジネスに不可欠な英語は、コミュニケーションツールの一環として多くの人が会話・メールなどで使っています。
しかし、ビジネスレベルの英語力を持って専門的な技術についての翻訳は難易度が高く、プロの翻訳者を頼るケースがまだまだ多いのが現状です。
翻訳を依頼するには、翻訳会社を通して翻訳者に依頼をするのが一般的ですが、翻訳会社は意外と多く、初めて利用する方はどんな翻訳会社を選択すればいいか悩む方も少なくありません。
ここでは、英語の翻訳会社を選ぶ5つの基準やおすすめの翻訳会社(サービス)について解説しています。
おすすめの翻訳会社5選
近年、海外の企業やお客様に向けてビジネスを展開するケースが増えています。
その中で海外企業に向けた営業資料の翻訳や、メールマーケを目的としたメール内容の翻訳を必要とする機会があるはずです。
海外の企業・お客様に向けた資料やメールなどを翻訳依頼する場合には、質の高いサービスを提供している翻訳会社に依頼する必要があります。
しかし、翻訳会社は多くあるので、「どの翻訳会社を選べば良いのかわからない…」と悩まれることがあるのではないでしょうか?
ここからは、おすすめの翻訳会社とその特徴を解説します。
オシエテ(OCiETe)
OCiETe翻訳はビジネスシーンで利用しやすく、高いコストパフォーマンスで質の高い翻訳をすることが可能です。
翻訳を求められる業界・分野は多岐にわたりますが、OCiETeには1,000名以上のそれぞれの専門性に特化した翻訳者が登録しています。
OCiETeは、様々な業界の専門知識を持つ翻訳者が多数登録しています。また、一人一人と面談を実施し、得意分野や実績を確認しているため、質の高い翻訳者へ依頼することができることが特徴です。
翻訳者データベースから、業界・分野・実績・翻訳の種類などから翻訳を依頼することが可能です。
また、依頼から翻訳物の納品まで、全て工程が「オンライン」となっています。24時間どこからでも依頼ができ、地方を拠点とする企業様でもお気軽に利用していただくことが可能です。
スピード翻訳
スピード翻訳は、「Xtra株式会社(Xtra, Inc.)」が運営している翻訳サービスです。
24時間365日、翻訳依頼したい企業様と翻訳者をマッチングさせる翻訳サービスを提供しています。
翻訳したい原稿を「自動見積もりフォーム」に入力すると、翻訳料金が提示されて、問題がなければそのまま依頼することが可能です。
そんなスピード翻訳では、言語・分野・文字数・単語数によって料金が決まります。ホームページに記載されている基本料金は下記の通りです。
- 日本語→英語:7.7円/文字
- 英語→日本語:15.4円/単語
- 日本語→フランス語:8.25円/文字
- フランス語→日本語:16.5円/単語
- 日本語→中国語:6.6円/文字
- 中国語→日本語:6.6円/文字
※翻訳依頼する内容が法律・特許・医学・論文に関する分野の場合は、上記の2倍の料金が発生します。
Gengo
Gengoは、「株式会社Gengo」が運営している翻訳サービスです。21,000人以上の翻訳者が在籍していて、迅速な翻訳サービスを提供しています。
翻訳依頼方法は、「オンライン・API経由・カスタムサービス」の3つが用意されていて、翻訳以外にも文字起こしや要約、コピーライティングなど、さまざまな用途に対応可能です。
Gengoの料金設定は言語ペアと依頼する内容によって決まります。
1文字あたりの料金設定は下記の通りです。
「スタンダードプラン(社内メール・商品説明など)」
日本語→英語:5円
英語→スペイン語:7円
ドイツ語→英語:9円
「プレミアムプラン(レポート・ガイド・記事など)」
日本語→英語:9円
英語→スペイン語:15円
ドイツ語→英語:17円
動画字幕や文字起こし依頼は、追加サービスとして別途料金が発生します。
trans-pro
trans-proは「株式会社ビーコス(b-cause co,. Inc.)」が運営している翻訳サービスです。
38言語の翻訳に対応していて、24時間対応可能なクライド型オンライン翻訳サービスを提供しています。
翻訳依頼方法は「オンライン翻訳・指名翻訳・ネイティブチェック」の3つがあり、企業様の用途にあった依頼をすることが可能です。そんなtrans-proの料金プランは「light・business・expert」に分けられていて、納品されるまでの期日でも料金が異なります。
期日は「90分・4時間・12時間・2日」があり、90分の料金が最も高いです。
trans-proの翻訳料金は、言語ペア・分野・文字数によって異なり、ホームページに記載されている参考料金は下記の通りです。
「4時間以内の納品」
日本語→英語:6.3円/文字(light)
日本語→英語:9.7円/文字(business)
日本語→英語:14.0円/文字(expert)
「12時間以内の納品」
日本語→英語:5.0円/文字(light)
日本語→英語:7.7円/文字(business)
日本語→英語:11.1円/文字(expert)
上記の翻訳料金はメールの返信やSNSの会話など、簡単な内容なものです。
記事や資料などの翻訳では、上記の料金よりも高くなります。
パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社
パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社は、オンラインクラウド型の翻訳サービスを提供しています。
13言語に対応していて、見積もり・納期確認・翻訳者とのマッチング・発注までオンライン上で完結します。
パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社の料金プランは「5円コース」と「10円コース」に分けられています。
5円コースでは、翻訳キャリアが2~3年の翻訳者が対応し、10円コースでは5年以上のキャリアを積んだ翻訳者が対応します。
そして、「文字」もしくは「ワード」で料金を決めることができます。
言語・分野・文書によって翻訳料金は変わりませんが、ビジネスの用途で依頼される場合は10円コースになると想定してください。
各翻訳会社の特徴と料金の違いについて
翻訳会社によって提供しているサービスの内容や料金設定は異なります。
また、翻訳会社によって翻訳者のスキルにも違いがあります。
営業資料やメールの内容を正しく翻訳して海外の企業・お客様に伝えるには、質の高い翻訳サービスを提供している翻訳会社に依頼することが大切です。
品質が高い翻訳会社の5つの特徴
英語の翻訳会社を選ぶには、以下の5つのポイントをおさえることが重要です。
英語の翻訳を依頼するときに、その依頼内容によって注意すべき点が異なるのでしっかりとチェックしておくことが大切です。
1.目的に合った英語の翻訳サービス・プランを提供する会社か
希望する翻訳が一般的な文書なのか、それとも専門的な文書なのかは依頼する時に必ず明確にする必要があります。
例えば契約書の内容を英語翻訳してもらいたい場合は、日本語から英語への翻訳の場合は日本の法律に詳しい翻訳者が必要です。
逆に英語から日本語への翻訳の場合は相手の国の法律に明るい翻訳者を選ぶ必要があります!
しかし、お店のパンフレットや会社案内のような文章の翻訳をおこなう場合は、ビジネス用の文章ではあるもののそこまで専門知識は必要ありません。
依頼する翻訳内容の専門性や難易度が高いものである場合、翻訳会社が希望する分野の翻訳が得意な会社でないと、満足のいく翻訳サービスが受けられない可能性があります。
そのため事前に翻訳会社の概要や案内を確認しましょう。
2.英語翻訳を依頼した際の料金は適切か
英語の翻訳料金は単語/文字量によって換算されることが一般的です。
英語から日本語への翻訳は1ワードあたり、日本語から英語への翻訳は1文字あたりの金額かけるその分量が翻訳料金です。
JTF(一般法人 日本翻訳連盟)によると、一般科学・工業技術の翻訳で「英語→日本語:28円(1ワードあたり)」「日本語→英語:21円(1文字あたり)」が相場です。
もちろん内容の難しさによって金額は変わっていきますが、単純計算で5,000ワードの英語文章であれば、140,000円、1万文字の日本語であれば210,000円の翻訳量がかかることになります。
依頼する内容次第によって異なりますが、英語翻訳はそこそこ高額の料金がかかります。
費用も含めて満足のいくサービスを受けるには、複数の翻訳会社から見積もりを取って妥当かどうかを判断する必要があります。
3.依頼する分野に精通した翻訳者が対応するか
英語の翻訳と一言でいっても、必要なケース・分野は様々です。
例えば、海外向けに自社ホームページや広告用のランディングページを翻訳してもらいたい場合や、映画や本の翻訳、あるいは英語圏の企業と契約を締結する際の契約書の翻訳など、見せるべき相手が異なるため、それぞれのシチュエーションにあわせた内容の翻訳が必要になります。
翻訳者は専門知識を持つ得意な分野があるので、必要なシチュエーションにマッチした翻訳者・翻訳会社に依頼しましょう!
4.品質が高い翻訳をできる会社か
翻訳料金は翻訳会社によって異なり、たとえ安くても翻訳内容のクオリティが低い場合は、結果的に無駄な費用がかかることになります。
きちんと経験と実績のある翻訳者が在籍しているかどうか、翻訳者の質は非常に大事です。
その翻訳会社がどのような基準で翻訳者を選定・登録しているのか、手配できる翻訳者の質が条件を満たすものかどうかもしっかりと確認をしましょう。
5.翻訳者の能力や信頼性(口コミなど)が可視化されているか
翻訳会社のサイトや案内に、翻訳者の評価や口コミが掲載されていることはあまりありません。
そのため、実際に対応してもらう翻訳者の評価を、第三者の視点で確認することは難しいといえます。
しかし最近では、翻訳者を検索・依頼できるサービスも増えてきているため、口コミなどで確認をしながら依頼ができるようになっています。
第三者の評価を確認することで、翻訳者の直接的な評価を知ることができ、安心して依頼をすることができます。
翻訳依頼ならOCiETeがおすすめ!
ビジネスシーンでの翻訳依頼なら【OCiETe(オシエテ)】がおすすめです。
OCiETeは、プロの翻訳家が1,000名以上登録しているので翻訳スキルに合わせビジネスキルも兼ね備えた最適な翻訳者をアサインします。
また、通訳も一貫して依頼することができるため、無駄なコミュニケーションコストを省くことが可能です。
ビジネス翻訳に関するご相談・お見積りはお気軽にお問い合わせください。
まとめ
この記事では各翻訳会社の特徴や料金をお伝えしました。この記事でのポイントは以下です。
- 翻訳会社の1文字あたりの料金相場は7円~12円
- 言語や文書によって翻訳料金が決まることが多い
- 質の高い翻訳サービスを希望される企業様にはオシエテがおすすめ
- OCiETeには厳しいスキルチェックを受けたプロ翻訳者のみが在籍している
- OCiETeでは翻訳コスト以外を削減して依頼することが可能
高い翻訳スキルとビジネススキルを兼ね備えている翻訳者を希望される企業様には、オンライン翻訳サービスOCiETe(オシエテ)がおすすめです。
翻訳依頼に関するご相談・ご依頼は、下記にある「お問い合わせ」より、お気軽にご相談ください。
これを読めば、英語の翻訳会社を選ぶポイントがわかり、今後英語の翻訳会社を選択する際の参考になります!ぜひ最後までご覧ください。