「翻訳のサブスク」という画期的な気軽さ・便利さで
海外に目を向けるスタッフが圧倒的に増えた
社名 | エイベックス・エンタテインメント |
業種 | 音楽 |
従業員数 | 1556名(グループ従業員数、※2020年3月31日時点) |
エイベックスにおいて、音楽の制作・販売、ライヴやイベントの企画・制作・マーチャンダイジングなど、主に音楽事業を担うグループ会社です。エイベックスは、タグライン「Really! Mad+Pure」を掲げ、エンタテインメント領域のIP(コンテンツ)を通じて、驚きや感動を届けるIP創造企業です。3つの主要事業(音楽、アニメ/映像、デジタル・プラットフォーム)を展開し、「Entertainment×Tech×Global」を戦略テーマに、デジタル/テクノロジーを活用した新しい体験価値の提供と、グローバルでヒットする強いIPの創造を目指しています。
エイベックス エンタテインメント株式会社
レーベル事業本部 グローバルビジネスデザイン室 グローバルリレーションユニット
南谷 美帆 氏
エイベックス エンタテインメント株式会社は、音楽事業に中心に多面的に展開する総合エンタテインメント企業です。
歌詞や社内外資料の社内翻訳リソース不足に課題を感じていました。
そこでオシエテ翻訳の導入によって得られた効果や導入メリットについて、エイベックス エンタテインメント株式会社の海外事業全般を担当されている南谷様にお話を伺いました。
オシエテの翻訳サービスを導入検討した背景や当時の課題感を教えてください。
南谷氏 : 弊社もこれからは積極的にアーティストを世界に発信して行こうということで、主に歌詞やSNSの投稿文の翻訳案件が多かったのですが、社内に外国語を扱えるスタッフが少ないというのが当時の課題でした。
また外国語を扱える社内スタッフがいて翻訳を依頼できたとしても、本業務の傍らで翻訳をお願いしなくてはならないということもあり、依頼相手に負担がかかっていました。
外部にも翻訳依頼をしていたのですが、業界特有の単語が多いためスムーズに案件が進行できなかったり、アーティストのブランディングに関わる言い回しやニュアンスの擦り合わせがうまくいかないこともありました。
また、直前に翻訳内容の変更や追加が発生することも多く、外部依頼の場合はコミュニケーションとスピードの両面で問題が発生していました。
社内外で行われていた翻訳業務の中でも特に南谷様が困っていたことは何でしょうか?
南谷氏 : 案件量とスピード感です。抱えている翻訳案件が多く、同時期に複数の案件が発生した際に一気に対応できるリソースが社内外で不足していました。
オシエテ翻訳サービスを知ったきっかけはなんでしょうか?
南谷氏 : 元々は社内スタッフから「翻訳を気軽に依頼できる会社はないか?」という声が上がっていたのがきっかけです。グループ従業員数は1000人以上のため、月間の翻訳案件数の把握が難しく、大量の翻訳を一括で依頼できる会社を探していました
オシエテ翻訳サービスの導入の決め手を教えてください。
南谷氏 :翻訳の量・精度・スピードの3点が弊社にマッチしており導入に至りました。
今まで翻訳のサブスクリプションモデルというものは利用したことがなかったのですが、弊社の専用窓口を設けていただき、納期や翻訳内容についてのコミュニケーションがスムーズだったのも良かったです。
翻訳サブスクリプションということで、御社内でも複数名にご利用いただいていると思いますが、御社内での定着はいかがでしょうか?
南谷氏 :かなりのヘビーユーザーが数名いるので、定着していると言えると思います。サブスクリプション契約なので、定期的に社内でも利用してもらうようにアナウンスをしています。OCiETeのお陰で海外意識の高いスタッフは増えましたが、もっと多くの社員にも持ってもらいたいので、今後もアナウンスは続ける予定です!
南谷様をはじめ御社では外国語を扱えるスタッフ様もいらっしゃるとお伺いしていますが、自分で翻訳してしまった方が早いといったことは起きませんか?
南谷氏 :SNS用の投稿文程度なら正直自分で翻訳してしまった方が早いのですが、そのために自分で翻訳できる量の投稿しかしなかったという問題もありました。今はSNS投稿等の短文であってもOCiETeを利用できるようになったことで、発信量が増えました。
また、短文ではない社内外の資料の翻訳は他業務との兼ね合いもあり、一言一句正確に翻訳するのは難しく、プロの方に依頼したほうが、丁寧に全文翻訳していただけるので、今まで見落としていたポイントに気付くことができ、またクオリティが担保される点がよかったです。
また私自身はネイティブではないのでプロの手が入ることで安心感を得られました。自分の翻訳と見比べられるのもポイントが高いですね。
翻訳のサブスクリプションサービスを導入して効果はいかがでしたか?
南谷氏 : コスト面で具体的な数字は把握できていないのですが、元々予算の都合で翻訳を依頼したいのにできなかった案件も翻訳依頼できるようになったのはよかったです。
今までは翻訳予算の関係上、グローバル展開をしたいができないというケースがありました。現在はサブスクリプションサービスを利用することで、圧倒的に海外に目を向けるスタッフが増えたと感じています。翻訳を依頼できるならやりたい!というスタッフが増え、グローバル展開の社内啓蒙にも繋がりました。
また、以前は私や社内のスタッフへの翻訳依頼を他業務との兼ね合いで断らざるを得ないこともありました。そういった社内でできないなら仕方ないと諦めていた翻訳案件を減らすこともできました。
それから海外での再生数が多かった過去作品の翻訳依頼も増えました。翻訳物はサービス導入前に比べて圧倒的に増えたと言えますね。
翻訳数が増えたのはサブスクリプションモデルということが大きく影響しましたか?
南谷氏 : そうですね。依頼文章の種類・文字数に関係なく、必要な翻訳文書を依頼できるので、色々な案件をオーダーできることは大きいです。今までにない画期的なサービスなので、もっと早く知りたかったです。(笑)
想定していなかった副次的な効果はございましたか?
南谷氏 : 繰り返しになりますが、グローバル展開に対しての社内啓蒙に繋がったのは良かったです。想像以上に翻訳が必要なアイテムや資料がでてきました。
サービス導入後は南谷様や他のスタッフ様への翻訳依頼やご負担は減りましたか?
南谷氏 : はい。翻訳依頼や負担はかなり減り、翻訳案件自体の間に立つ機会も減りました。
以前は社内の翻訳業務に対して責任を感じることも多かったのですが、お任せできる先ができたということは精神的にも安心できました。
今後のオシエテに期待する機能・サービスはございますか?
南谷氏 : かなり細かい要望にも応えていただいているので、特に思い浮かばないというのが正直なところです。
強いて言えば、海外ライブに必要な渡航ビザ、アーティストビザの取得代行サービスがあると嬉しいです。国によっては審査が厳しく、資格を保有している翻訳者(※)が翻訳した書類しか受け付けてもらないこともあるので、そこをお任せできると助かります。
(※ビザ取得代行については現在オシエテにて資格取得準備中。)
また、以前は私や社内のスタッフへの翻訳依頼を他業務との兼ね合いで断らざるを得ないこともありました。そういった社内でできないなら仕方ないと諦めていた翻訳案件を減らすこともできました。
あと、オンライン通訳サービスの方もこれから利用させていただきたいと思っています。
インタビューはとくに音楽業界特有の言い回しが発生するので、御社の通訳クオリティに期待しています。
オシエテを検討している方に一言お願いします。
南谷氏 : 外国語ができる方はどの企業にもいらっしゃると思います。またその方に翻訳依頼することで済んでしまう案件もあると思いますが、翻訳業務が滞ると国内の仕事が優先になってしまいがちです。その点、オシエテ翻訳サービスは翻訳のプロに依頼し放題なので、海外を視野に入れた仕事が進みやすくなります。
翻訳依頼し放題ということで社内全体のグローバル意識も高めることもできます。
英語の資料が一つあるだけで、社外とのやりとりも活発化し、機会が広まっていくのでおすすめです。
また料金も案件数に応じて企業ごとにカスタマイズしてもらえるので、まずはご相談してみてはいかがでしょうか!
弊社の翻訳サービスを通して、御社内のグローバル展開への啓蒙に繋がったというのは弊社としても嬉しい限りです!貴重なご感想ありがとうございました!