英語通訳は単発依頼か機械通訳か?依頼前に知っておくべきこと

英語通訳は単発依頼か機械通訳か?依頼前に知っておくべきこと

海外企業とビジネス・取引を行う企業は、英語通訳が必要なシーンはほぼ毎日あります。
その中で、日本語を英語に通訳する際、またはその逆の場合も、通訳者はどのように通訳業務を行なっているのかご存知でしょうか?

ここでは、
・通訳業務の流れ
・英語の通訳をしてくれる機械翻訳(通訳)の精度とは
・法人向けオンライン通訳サービス「OCiEte(オシエテ)」の英語通訳の特徴や費用

について解説します。

これを読むことで英語通訳について必要なスキルがわかるので通訳者の選び方の参考になるほか、機械翻訳との使いわけも理解できるため、英語の通訳について活用するシーンが明確になりますので、ぜひ最後までご覧ください。

日本語⇆英語の通訳業務はどんな流れなのか?

英語通訳は、単に言葉の意味そのままを日本語に置き換えれば良いという訳ではありません。
ビジネスシーンにおいて、会議の場で話された内容についてニュアンスを含めて伝えるために、通訳者は意味が損なわないようより的確な言葉で通訳します。

これを実施するには会議の内容の把握や、そこで話されている技術についての正しい理解はもとより、言葉を聞くだけではわかりにくいその場の雰囲気や意思などをくみ取って臨機応変に対応していく必要があります。
またビジネスシーンではどのくらい効率よく進められるかも問われるため、スピーディーに発言者の意図を他の言語に意訳するという技術が必要になります。
さらにクオリティも非常に重要となり、プロの英語通訳者はこれらを柔軟に対応しています。

ここからは通訳クオリティの高い通訳者の特徴をご紹介します。通訳者を選ぶ際のポイントになるので、ぜひ参考にしてみてください。

精度の高い英語通訳:その1.通訳者の知識力が必要

クオリティの高い通訳とはどんな通訳なのか。まずはそこから知っておくことが大切です。

良い通訳者は、語学力だけではなく、英語で通訳すべき内容を自分の教養や知識として理解したうえで、適切な言葉に置き換えて通訳できることです。

通訳者は双方の言葉を冷静かつ公平に伝える義務がある重要なポジションです。そのためには専門知識や社会情勢の知見など、幅広い知識力が求められます。

通訳者の母国語が日本語の場合、母国語の語学力が一番高いため、まずは日本語で様々な物事の知識理解を深める必要があります。
この知識を的確に英語に通訳できる英語力があって初めて通訳のクオリティを上げることができるので、英語通訳は日本語力と英語力ともに高いスキルを持っている必要があります。

精度の高い英語通訳:その2.語彙力も必要不可欠なスキル

英語の通訳はいつも同じ言葉でできるものではありません。

例えば、同じ部内の新人研修と客先へのプレゼンテーションでは言い回しが異なります。また社内会議でも、参加者や話し合われる内容によって選ぶ言葉は変わるものです。

あらゆるケースに対応するためには、豊富な語彙力が非常に重要になってきます。英語通訳のスキルのひとつとしてこの語彙力は必須条件です。
これらを臨機応変に必要なシチュエーションで使い分けるために、表現力や思考力も必要になってきます。

英語の通訳をしてくれる機械翻訳(通訳)の精度

上記では良い通訳者の特徴をお伝えしましたが、ここからは機械翻訳の精度について解説します。通訳の依頼が必要になった際、機械通訳で済ませられないかと考える方も多くなりました。

その理由の1つとして、スマートデバイスなどの発達によりAI自動機械翻訳(通訳)は非常に進化してきているからです。
人間の翻訳者・通訳者は非常にスキルが求められる職業のため、通訳者不足解消のためにも機械翻訳の技術はとても期待されている分野です。

確かにさまざまな技術が近年開発され、現在では比較的柔軟に出力言語に翻訳できるようになってきています。

では、機械翻訳の精度はどうでしょうか?
結論、「翻訳はできても意味不明な文章になり得る」可能性が高いのであまり使い勝手がよくありません。

近年の機械翻訳では、旅先でよく使用するような定型短文であればおおむね意味があっている翻訳ができると言われています。

ただし、装飾文の多い比較的長めのフレーズや、日本語のように主語を省略する言語から英語への通訳はいまだ難しい状況にあり、誤訳や意味抜けが発生しています。

機械翻訳の精度としては、カジュアルに簡単な言葉を通訳する程度と認識しておいた方がよいでしょう。

機械翻訳ではまだまだ英語のビジネス通訳はできない

機械翻訳はビジネスシーンにおいて、通用するか否か。

残念ながらメールのような定型文や、決まった言い回しだけではない通常の会話において、現状ではまだ難しいといえます。
なぜなら、機械翻訳にはその言語を持つ国の文化慣習での言葉の使い方や、言い回しのちょっとしたニュアンスの違いといった繊細な部分を誤訳しやすい傾向があるからです。

もちろん、今後技術がさらに発達していくことにより、きめ細やかな部分も機械翻訳ができるようになる可能性もありますが、現時点では人間の通訳のような臨機応変な対応はできません。
特に重要な決定が必要なビジネスシーンにおいて、機械翻訳をビジネス通訳のメインとして使用するのはまだまだ厳しいと言えます。

英語通訳が必要になったらオンライン通訳「OCiEte(オシエテ)」がおすすめ

オンライン通訳サービス「OCiEte(オシエテ)」では、クオリティの高い専門的なビジネス通訳サービスを遠隔オンラインで提供しています。
通訳者に必要なスキルや専門性を確認した上で、必要な時間だけアサインできます。

「OCiEte(オシエテ)」で英語の通訳を利用するメリットは以下の3つです。

・ハイレベルな通訳スタッフ

各スタッフのスキルや自己紹介動画を確認した上で、求める専門性をもったスタッフの選定が可能です。また、契約前にオンラインでの面談機能も利用できるので、ミスマッチが起こりにくく安心してご利用いただけます。

・オンラインで完結

契約開始から業務終了まで、すべてオンラインで完結するため、事前面談や通訳をおこなう場所への移動が不要です。また、やりとりはすべて日本語対応なので、オンライン打合せのみでも安心してご利用いただけます。

・大幅な費用削減

「OCiEte(オシエテ)」では1時間単位からの契約が可能です。またオンラインで完結するため、移動のコストがかからないため、発生する費用は通訳者の時給のみ、大幅なコスト削減になります。

OCiETeに英語通訳を依頼する際の流れ

オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」に英語の通訳を依頼する流れはとても簡単です。

本サービスは通訳業務の登録から通訳の実施までたった5Step、すべて「OCiETe(オシエテ)」サービス上で管理できます。

■サービス開始~完了までの流れ

Step1. 無料会員登録
Step2. 新規案件登録
Step3. 通訳者へ仕事のオファー
Step4. 契約
Step5. 通訳業務の実施、評価

OCiETeのオンライン通訳を活用するシーン

オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」の英語通訳は、ビジネスシーンの様々な場面で活用できます。
求める通訳者の活用シーンにあわせて、最適な通訳者を依頼しましょう。

CASE1:取引先との対面での商談で、通訳スタッフをアテンドしたい

→対面での商談の際、通訳者のみオンライン接続での対応が可能です。

CASE2:海外の取引先、通訳スタッフの三者をオンラインで繋いで会議したい

→三者ともオンライン接続になります。通訳者の移動時間もかからず費用をおさえてご利用いただけます。

CASE3:インタビューや展示会でのオンサイト通訳を依頼したい

→通訳者のみオンラインで接続しての対応が可能です。

※ご希望があれば、オンラインだけではなく、現地に通訳者が出張するインサイト通訳も対応可能なのでご相談ください。

まとめ

最新技術の向上で機械翻訳がどんどん進化してはいますが、文化に根差した言い回しや言葉と言葉の間の意味をくんで伝えられる通訳者がビジネスシーンにはまだまだ重要と言えます。

英語の通訳を依頼する時に知っておくべきことのポイントは以下2点となります。

・英語の通訳は日本語をそのまま英語にするのではなく、臨機応変に意訳して正確に伝える必要があるのでスキルチェックが重要
・機械翻訳は今のところ口語や長い装飾文、ニュアンスなど繊細な通訳には向いていないのでビジネス通訳にはむかない
・オンライン通訳なら、場所や費用を気にしすぎることなく英語の通訳が可能

特にビジネスシーンにおける商談や会食、会議などの重要な通訳は意をくみ取って理解する人の判断が必要な部分が多いため、ビジネス専門の英語通訳者をアサインすることをお勧めします。

オンライン通訳サービス「OCiETe(オシエテ)」なら、低価格にもかかわらず高い専門性を兼ね備えたビジネス向け英語通訳者が必ず見つかります。

30秒でできる「無料会員登録」で、あなたにぴったりのオンライン通訳者を検索してみてください。

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Sano
翻訳・通訳サービスを展開するOCiETeでマーケティングを担当。「世界をシームレスにつなげる」の企業理念のもと、海外企業や外国人とのビジネスに必要な翻訳者・通訳者とのマッチング支援行っています。 翻訳・通訳依頼の基礎知識だけではなく、依頼前に知ってほしいポイントを伝えることをモットーに、情報発信しております。 また海外ビジネスに関するWebメディア「セカイノビジネス presented by オシエテ」の運営も兼務。